各市町村代表が技の競い合い
小型ポンプでは千畑町が優勝、全県大会へ(7月26日・金)
県消防協会大曲市仙北郡支部主催の「消防訓練大会」が26日、大曲市の雄物川河川敷で開かれた。大会は各市町村で行った訓練大会で優勝した14チームがさらに県大会を目指して消防技術を競うもの。地区大会を勝ち抜いた精鋭チームだけに、小型ポンプ操法も規律訓練もキビキビした動作でファイトいっぱいの大会となった。
梅雨明けも宣言され、会場はかんかん照りとなった。立っているだけでも汗が流れるような厳しい暑さ。しかし、各市町村代表としての参加だけに午前8時半から始まった開会式はピリピリした緊張感の中で挙行された。
わが町、わが村の消防団を応援したいと高橋司大曲市長をはじめ、郡内の町村長もほぼ全員が顔をそろえ、自チームのテントを訪問して激励していた。仙北郡選挙区選出の県議団も応援に駆けつけた。
小型ポンプ操法は午前9時から競技が開始された。指揮者以下4人が一組となってエンジンの始動から、50メートル離れた目標に向かって全力疾走して3本のホースをつなぎ合わせて放水し、目標の的を倒すまでのタイムを競うもの。指揮者の「操作始め!」の号令を受けた団員が「よし!」と答えた瞬間からエンジンを始動させ、放水し、的を倒すまでの基準タイムは45秒。
それぞれの地区大会での優勝タイムは14チームのうち8チームが基準タイムを上回っていたが、各チームとも基準タイムを下回ろうとこの日に備え猛練習を積んだ。時間を短縮させるためには目標に向かって全力疾走する速さも大切だが、3本のホースをまっすぐに伸ばし、水の抵抗を少なくする技術も要する。中には町や村が与えたホースでなく、団員が自腹を切って性能のいいホースを買い求めて挑戦したグループもあった。
競技が始まると地区大会で47秒で優勝したチームが、この日は41秒で放水するなど大幅に時間を短縮させ、大きな成果を挙げていた。しかし、時間の短縮だけでなく4人の団員の動作も審査の対象となるだけに、気を引き締めての競技となった。
小型ポンプ操法の後は指揮者以下21人の団員が整列し、行進を繰り返す規律訓練が行われた。全県大会に出場するのは小型ポンプ操法だけで、千畑町消防団が41秒のタイムで優勝、8月27日に岩城町の県消防学校で行われる全県大会に出場する。小型ポンプ操法はさらに10月には全国大会もあって、1996年に仙南村消防団が優勝している。
成績は次の通り。
◇総合の部▽1位=千畑町▽2位=仙北町▽3位=仙南村
◇小型ポンプ操法▽1位=千畑町▽2位=西仙北町▽3位=神岡町▽4位=太田町▽5位=仙北町▽6位=仙南村
◇規律訓練の部▽1位=仙北町▽2位=協和町▽3位=仙南村