秋田おばこ節全国大会

大曲市民会館で開催

秋田市の浅野さんが優勝(6月10日・月)

 優勝した浅野さんおばアーこナー 何んぼになる 此の年 暮らせば十と七つ?。秋田を代表する民謡として知られる「秋田おばこ節」を競う「第14回秋田おばこ節全国大会」が9日、大曲市民会館で開かれ、大賞の部では秋田市の浅野江里子さん(18)が14代目のチャンピオンに輝いた。

 同市と同大会実行委員会の主催で開かれたもので、大賞の部には107人、熟年の部(65歳以上)には52人、年少の部(中学生以下)には13人が出場した。大賞の部には宮城県や山形県など東北をはじめ、遠くからは大阪府からの参加者もあった。

 午前9時から始まった大会には約500人の民謡ファンが詰めかけ、次々と登場する歌い手の熱唱に耳を傾け、体を揺り動かして調子を取り、歌に酔いしれていた。大会は夕方5時までかかったが、民謡ファンの多くはジックリと腰を落ち着け、最後まで秋田おばこ節の妙を楽しんでいた。

 審査は日本民謡協会理事や同協会名誉教授ら7人で行われた。その結果、一般の部で20人が、熟年の部では8人が決勝に進んだ。佐々木貞勝日本民謡協会名誉教授は「秋田おばこ節は秋田の民謡の中でも最も難しく、味のある歌だ。一節ひと節にどれくらい語呂を入れ、高音を聴かせるかにかかっている。決勝に進出した人たちは誰が優勝しても不思議でないほど良く歌ってくれた」と高く評価した。

 優勝した浅野さんは「調子が悪く、緊張したが自分なりの歌を歌えた。優勝したのをバネにプロを目指して頑張りたい」と喜びを語った。お母さんの浅野和子さんも民謡日本一に輝いた人で「小さいころから母の歌を聴いていたので、その影響もあって4歳から民謡を習い始めた」とも。

 成績は次の通り。
 【大賞の部】▽準優勝=山本あやみ(秋田市)▽3位=阿部チエ(大内町)▽敢闘賞=村井百合子(八郎潟町)、吉田義定(宮城県)、森川クミ子(大曲市)、冨岡久美子(中仙町)、長谷川洋子(本荘市)、田中恵(秋田市)、和賀由里子(羽後町)、岡本フキ子(本荘市)、伊藤マツ子(秋田市)、後藤弘(仙南村)、加藤幸憲(協和町)、佐藤政治(象潟町)

 【熟年の部】▽最優秀賞=斉藤栄(西仙北町)▽優秀賞=佐藤良雄(仁賀保町)▽敢闘賞=佐藤修三(八郎潟町)▽努力賞=渡部利男(羽後町)、金野チナ子(二ツ井町)、田村琴(西仙北町)、木村八重子(大曲市)、高橋鉄五郎(森吉町)

 【熟年の部】▽最優秀賞=嶋田札花(比内町)▽優秀賞=浜口優花(大曲市)、浅野晴香(秋田市)▽奨励賞=中西愛深(秋田市)、倉田珠衣(太田町)、山上衛(河辺町)、渡部景都(井川町)、倉田紗彩(太田町)、古谷享子(大曲市)、進藤麻理奈(田沢湖町)、嶋田夏輝(平鹿町)、高橋千歌(仙北町)、高橋賛博(同)