住みよさランキング

大曲市はトップから5位に後退

東洋経済新報社の都市データパックから(3月5日・火)

 都市データパック東洋経済新報社が発売する別冊「全国のまちの動きを伝える『都市データパック』」で住みよさランキング連続3年1位を誇った大曲市が、3月25日付で発売された02年版では5位へと後退した。トップには前年5位の福井市が躍り出た。2位は成田市だった。同じく前年3位と健闘した横手市も7位へとランクをやや下げた。評価がやや下がったことに対して大曲市では「3年連続1位だったこと事態、信じられなかったこと。それでも全国695都市の中での5位だから、住みよさの面で高く評価されている点に変わりはない」と受け止めている。

 この住みよさランキングは▽医療施設、高齢者福祉施設が充実しているか▽子どもを産める環境が整っているかといった「安心度」、そして▽買い物がしやすいか▽市内に大型小売店があるか▽金融機関の数▽通勤時間などからみた「利便度」、さらには▽下水道普及率▽都市公園面積などの「快適度」、市の財政力、高額納税者の数など「富裕度」、そして▽住宅当たりの延べ面積▽持ち家比率などの「住環境充実度」の5段階の指標から偏差値の平均を取って算出するもの。

 その結果、大曲市は利便度では全国2位と高く評価され、住環境の面でも63位に位置づけた。また、快適度でも199位と695都市の中ではまあまあの上位を占めた。安心度では203位だった。しかし、富裕度では418位と低かった。利便度では市内の大型店や小売店の数、通勤時間の短さ、さらに秋田新幹線や秋田自動車道といった高速交通網の整備が後押ししたものであり、住環境も住宅の大きさや持ち家比率の高さが数値を高めるデータとなったものとみられる。

 一方、横手市は利便度で全国1位、住環境で49位、安心度で220位、快適度では353位となり、富裕度では435位だった。

 総合評価で100位以内に入った秋田県の都市は本荘市11位(前年9位)、能代市63位(同51位)、秋田市80位(同96位)となっている。