2月末までの相談状況
50代の男性は生活保護手続きも(3月6日・水)
大曲市役所商工観光課に置かれている「緊急雇用対策室」では1月4日から2月28日までの雇用相談受理状況をまとめた。それによると期間中、延べにして16件の相談があり、50代の男性は雇用保険も切れ、その日の生活にも事欠く状態のため、担当課と相談し「生活保護」の手続きをした。
同対策室は市単独の事業として設けた。長引く不況で職を失い、ハローワークでは解決できないような生活支援も含めた相談に応じたいと専門の相談員を配置した。相談に訪れた人は20代1人、30代4人、40代1人、50代4人の10人だった。相談内容は求職も含めた生活相談や資格取得相談などだった。工員だった52歳の男性は工場閉鎖で失業、雇用保険を受けていたが12月末で切れて所持金さえも底をついている状態だったと言う。
相談員の塩谷浩一さんは「男性の50代だと有資格者でないと就職は難しい状況。30代の男性については国民年金の免除申請手続きを行うと同時にハローワークの求人情報の資料を提供し、さらに人材派遣会社への登録も就職の窓口を広げる機会になるからと助言した。もう一人の男性の方は軽度の知的障害があるため、その認定手続きを取った。50代の女性からは介護の資格を取得したいとの相談があり、その資料を取り寄せ助言、指導した」と話す。
一方、企業側からの問い合わせもあった。35歳位までの営業職の人材を求めたい、居酒屋チェーン店からも中高年者で働いてくれる人はいないか、縫製工場からも内職をやってくれそうな人はいないかなど。大曲シルバー人材センターからも50代で事務系をやれる人がいたらと問い合わせがあったという。
この緊急雇用対策室は今は市単独事業だが、4月からは国の緊急雇用対策事業の補助を受け、大曲雇用開発協会の事業としてそのまま継続する。