大曲西中では56人が卒業
「社会に役立つ人になって」と鈴木校長(3月15日・金)
大曲市内の小中学校の卒業式が15日の大曲小、花館小、藤木小、そして大曲西中、大曲南中を皮切りに始まった。16日は角間川小、大曲中学校の卒業式。そして18日は東大曲小、内小友小、大川西根小、四ツ屋小でそれぞれ挙行される。市内8小学校の卒業生は358人、3中学校からは358人の卒業生が送り出される。
大曲西中学校の卒業式は15日午前10時から挙行され、56人の生徒が義務教育を終え、社会へと巣立った。吹奏楽部の厳かな演奏で卒業式は幕を開け、担任の先生たちの先導で卒業生は体育館の式場へ胸を張って堂々と入場した。
鈴木眞澄校長はステージ上で卒業生一人ひとりに卒業証書を授与した後、「卒業おめでとう。みんな大きくたくましく成長した。皆さんはこの学校でたくさんの人に支えられ、社会で生きていく基本的な力を学び、養った。もう社会に出てもいいのですが、みんなは高校入学という進路を選択した。情けは人のためにならずという言葉があるが、情けは自分のためでなく、人のために尽くすことでいつかは自分に戻って来ると言う意味だ。思いやりや親切な心を養ってほしい。そしてこれからも高校で学べると言うことに感謝し、より大きく育って世の中に役立つ人になってほしい。清流学年の皆さんと一緒に過ごせたことを誇りに思っている」と式辞を述べた。
続いて2年生の大友崇君が「西中を原点としてそれぞれの道、山頂を目指して頑張って下さい」と先輩たちに送辞の言葉を読み上げた。卒業生を代表して大友渉平君は「義務教育という穏やかな流れから抜け出し、これからは社会と言う荒波を乗り越えなければならない。西中で学んだことを支えに自分の道を切り開いて行きます」と誓った。
卒業生、在校生が向き合って「卒業の歌」を歌い出すと女の子の中には感極まって涙ぐむ生徒もいた。しかし、それぞれに皆、卒業証書を誇らしく手にしながら、胸を張って式場を後にした。保護者たちの喜びの目が卒業生たちに注がれていた。
56人の卒業生はこの3年間、吹奏楽コンクール全県大会の小編成の部で5年連続の金賞を受賞したり、東北中学校総合体育大会の卓球団体で3位を記録したりもした。大曲仙北英語暗唱弁論大会で優秀賞を得た生徒もいた。バレーボール、柔道、そして文化活動でも優秀な成績を収めた生徒もいた。涙を浮かべた女子生徒もいたが、その涙は思い出に包まれた温かく、夢を抱いた輝きの涙だった。