地域活性化事業を報告
町の演歌をCDに収録、来月から発売へ(3月22日・金)
国と町の補助を受けて地域活性化事業に取り組んでいる神岡町商工会(冨樫貞一会長)では20日、町農村環境改善センターで「観光を共通資源に 産業間連携の推進」を合言葉に進めてきた01年度事業の合同報告会を開いた。
報告会には同事業の推進委員ら約70人が参加。ホームページ作成グループ、仕込み水豆腐販売グループ、だけ丸くんグッズ製作グループなど10部会が、それぞれの活動報告を行った。町商工会のホームページを立ち上げたホームページ作成部会の秋元浩部長は観光情報、イベント情報、特産品の紹介などを内容としたが、これからも内容を充実させ、商工会らしくない話題となるホームページを作りたい」と話した。「野球の町」をアピールしようと、イメージキャラクター「だけ丸くん」を製作した「だけ丸くんグッズ製作部会」の杉沢洋美部長は「以前は神岡町ってどこにあるのと、質問されることがあったが、だけ丸くんのおかげで町の知名度もあがった」と報告。だけ丸くんマークの入った買い物バッグ、手ぬぐい、Tシャツなどの試作品を公開した。
酒の仕込み水を使った「仕込み水豆腐販売グループ」の鶴田惣太郎部長は「全県地域特産品フェアや秋田デザインフェスタなどイベントで出品販売したが、おいしいと評判でもっと量を出してもらいたいとの声もある。しかし、リスクも伴うので現在の販売の継続か必要な人に必要なだけの販売か検討しなければならない」と話した。
特産品開発グループの佐々木重衛部長からは「だけ丸くんクッキーズ、神宮飴が開発され販売中だが、野球にちなんで大根やカブを材料に『ホームラン漬け』のネームで漬け物を作れないかと試作中だ」と報告した。
神岡演歌創作グループの伊藤冨美雄部長は「町のイメージアップを図ろうと演歌の作詞を募集したところ、全国から37点の応募があり、東京都の佐藤有弘さんの『あなたのふる里』が最優秀賞に決定した。専門家に補作詞・作曲を依頼し、演歌歌手の真咲よう子さんの歌でCDに収録、来月から販売される」と強調した。
同商工会では2000年度から国と町の補助を受けて農商工が連携し、町の観光資源を生かしながら、町の活性化を図ろうとイメージキャラクター「だけ丸くん」の製作や雪中野球大会、町内産の大豆と町内の酒蔵の水を使って「仕込み水豆腐」の製造販売などを行って知名度アップに努め、成果を上げている。
町商工会は4月から南外村商工会と合併し、神岡・南外商工会となるが02年度も事業を継続し、新たな産業創出を実現するための推進母体となる組織作りや地域住民の活動グループを組織し、起業化、異業種間の共同創業などを推進したいとしている。