大曲市の2月定例議会

54議案を可決して閉会

収入役に元県信用保証協会専務の小松氏を登用(3月25日・月)

 収入役に選任された小松和夫氏大曲市の2月定例議会は25日本会議を再開、上程されていた平成14年度一般会計予算案など予算案22件、条例案21件、議決、同意を求める案件11件の合わせて54議案を原案通り可決した。このうち市農業委員会の定数条例の一部を改正し、選挙による委員定数を現行19人を17人に削減する議案については共産党の佐藤文子氏と社会クラブの小山誠治氏が反対討論を述べ、無記名投票での採決となった。農業委員の定数削減は農地面積、農家戸数の減少もあり、現在7選挙区ごとに行われている小選挙区では花館地区と角間川地区が政令で定めた基準を満たさない状態であり、行政改革の流れからしても次の選挙(任期は7月19日)からは17人に削減するとして議案上程された。しかし、佐藤、小山両氏は厳しい農業情勢であり、現状の定数を守って活動すべきだと反対姿勢を示した。投票の結果、出席議員21人のうち賛成18票、反対3票で可決された。

 可決された平成14年度一般会計予算は148億5138万8000円で、昨年に比べ5億4734万4000円の減、率にして3.6%減の予算となった。長引く景気低迷による市税などの伸び悩みや地方交付税の減で厳しい予算編成となったが、第6次総合計画の実現に向けて新規施策や継続事業に重点配分した。

 またこの日、22日に任期満了で退任した川村良征収入役の後任と31日に任期を迎える上田光郎監査委員の後任人事の選任、それに教育委員会委員の任命、固定資産評価委員の選任が追加提案され、収入役には小松和夫氏、監査委員には田牧貞夫氏の選任を、教育委員会委員には笹元嘉辰氏の再任に同意した。固定資産評価委員には高野昭次助役の選任に同意した。

 さらに「食品衛生法の改正と運用強化を求める」「BSE(狂牛病)対策の拡充と改善を求める」「森林・林業政策の充実と雇用創出に向けた森林関連予算の拡充を求める」の3意見書を提出して閉会した。

 新任された小松収入役と田牧監査委員及び再任された笹元教育委員会委員の経歴は次の通り。

 小松和夫氏=秋田市立秋田商業高校卒。1958年8月に県信用保証協会業務課へ。同横手支所長、同本所業務第二課長、同大曲支所長、本所総務部長、同常勤理事、専務理事を経て2000年3月退任。01年3月から大曲スポーツセンター専務取締役。1940年1月4日生まれ、62歳。自宅は大曲市あけぼの町5番22号。

 田牧貞夫氏=県立横手高校卒。1962年7月、大曲市役所入り、建設部都市計画課長、土木課長を経て民生部長、産業経済部長から現在は市議会事務局長。1942年6月16日生まれ、59歳。自宅は大曲市角間川町字東中上町50番12。

 笹元嘉辰=秋田大学学芸部卒。県教育庁義務教育課管理主事、同課課長補佐、大曲市立角間川小学校長、県教育庁南教育事務所副所長、同所長を経て1994年4月、大曲中学校長。98年4月、教育委員会委員に選任され、2000年4月から教育長。1937年2月3日生まれ、65歳。自宅は大曲市花館柳町11番3号。