大曲市民ゴルフ場

野芝一坪運動終える

メンバーらの協賛金でコースを整備(3月29日・金)

 川村社長(左)に目録を贈呈する新山さん自分たちのゴルフ場として整備しようと大曲市民ゴルフ場で野芝一坪運動を展開していた「野芝一坪運動実行委員会(新山勇孝委員長)」では「運動も無事、終わって目的も達成された」として一坪運動終了の記念に買い求めたテントとベンチの寄贈式を29日、同ゴルフ場で行った。

 野芝一坪運動はゴルフ場の顔でもあるフェアウェイの芝が弱って、あちこちに地面が露出したり、雑草が覆って満足なプレーが楽しめなくなったコース状態に心傷めた新山さんら27人の有志が「市民ゴルフ場としてみんなのボランティアで整備しよう」と呼掛け、1999年11月に実行委員会を組織。そしてメンバーらに野芝を購入する資金として一口3000円の協賛金を募る運動を始めた。同ゴルフ場の会員は850人。運動の結果、企業や団体なども含め422人から合わせて769万5000円の協賛金が集まった。目的のメンバー全員からの募金にはならなかったため、その分は労力奉仕で芝張り工事を実施した。00年4月から01年10月までフェアウェイを中心に10回の野芝張りを実施した。労力奉仕には合わせて232人が参加した。

 これによってティショットでのボールの落ち所、ロングホールではセカンドショットとサードショットとなる場所に芝を張り付けた。総面積1万1730平方メートルを新しい野芝で埋めた。そして昨年10月には運動の成果を記念して、コース入口に「サクラ」を植樹していた。

 実行委員長を努めた新山さんは「まだコース内には雑草や地面が露出した所もあるが、野芝は自然に広がっていくので、2〜3年後にはフェアウェイ全体が芝に覆われ、気持ちよくゴルフが楽しめるはず」と晴れやかな顔だった。同ゴルフ場を管理する大曲スポーツセンターの川村弘社長は「社員を挙げて管理に努め、素晴らしいコースとしたい」とお礼を述べていた。ゴルフ場は26日からオープンした。