大曲警察署協議会

少年非行を課題に討議

喫煙の高校生への注意は勇気がいる(5月2日・木)

 大曲警察署協議会がこのほど開かれ、少年非行防止を課題に12人の委員と警察側とが意見交換した。同協議会は警察業務に地域住民の意向を反映させ、より民主的で親しまれる警察であるべきだと改正警察法によって昨年6月1日に設けられた制度。警察側からは渡辺孝雄署長ら幹部職員11人が出席した。

 署長あいさつに続き、生活安全課長が昨年中の大曲署管内の少年補導状況を説明。引き続き少年補導職員が最近の事例を紹介した。

 討議では委員の中から「高校生は週5日制になり、土曜日を進学のため勉強する生徒と時間を持て余すグループに分かれ、自由時間の拡大や携帯電話の普及で非行がグループ化するおそれがある」との懸念が示された。これに対して「非行のグループ化と言うが、一人ひとりは寂しいのではないか。一人の時に声をかけるととてもいい表情をする」と大人が声をかけて元気づけるべきだとの意見があった。

 また「タバコを吸っている高校生を見た時、注意すべきだろうが携帯電話で連絡され、グループで因縁をつけられたらと思うと躊躇してしまう。勇気が必要だと思う」と非行を目の前にしてどういう行動を取るべきか迷う声もあった。さらに「自分の子どもにモノが言えないという話を聞くが、せめて自分の子どもに対しては言うべきことは言うべきだ。私たちが子どものころ親に叱られた言葉は今も記憶に残っている」と子どもに対してもっっと毅然とした態度を取るべきだなど活発な意見が出された。