交通死亡事故ゼロ1000日達成

県警本部長、仙南村に賛辞

村ぐるみの交通安全運動が実る(5月2日・木)

 坂口本部長の賛辞を受ける松田村中(左)交通死亡事故ゼロ1000日を達成した仙南村で2日、県警本部長賛辞の伝達式があった。渡辺孝雄大曲署長が役場に赴き、議会議長、村交通指導隊長、六郷地区交通安全協会長らが見守る中、坂口正芳本部長の「賛辞」が松田知己村長に伝達された。

 同村では1999年8月2日朝に金沢西根地内の村道で軽トラックとバイクが衝突、バイクに乗っていた76歳の男性が死亡した事故以来、全村民が一体となって交通事故防止活動を推進、4月28日に交通死亡事故ゼロ1000日を達成した。同署によると4月30日現在、全県の死亡事故ゼロ記録は雄勝郡東成瀬村の3172日がトップで、仙南村は平鹿郡大森町の1066日に次いで9位の1002日となっている。

 同村では3年前の死亡事故以来、交通指導隊が週2回、薄暮時間帯に村内を巡回し、事故防止を呼びかけているほか、交通安全協会役員らも通学時に街頭指導に立つなど村ぐるみで交通安全運動を展開している。また交通安全運動期間中には役場職員、安全協会員、母の会、指導隊のほか一般家庭の人たちも村内の要所で街頭指導を行い、交通安全意識の高揚を図っている。さらに危険個所や道路拡幅を行った場所では役場、安全協会が協力して交通安全を呼びかける看板を立てたり、街頭指導にあたり、事故の未然防止に努めている。

 本部長賛辞は「交通死亡事故抑止市町村への顕彰制度」として1985年4月1日から実施しているもので、南秋田郡八郎潟町が最初に受けて以来214回目となる。仙南村は3回目の受彰。

 松田村長は「村民一人ひとりが交通安全を心がけ、その一日一日の積み重ねで今日を迎えた。1000日が目標でなく、これをいかに伸ばすかを目標とし、死亡事故のない村としたい」と謝辞を述べた。村では死亡事故ゼロ1000日達成を記念して村全戸に記念品を送ることも検討している。伝達式の後の懇談で松田村長は六郷町から村役場前を通る幹線道路が国道13号代わりとなって朝夕、車の交通量が大幅に増えていることから、危険カ所への信号機の取り付けを渡辺署長に要望していた。