憲法記念日

大曲市で平和運動連絡会が学習会開催(5月3日・金)

 憲法記念日の3日、大曲仙北平和運動連絡会(藤井春雄会長)では午前中、大曲市街地を中心に街頭活動を行い、小泉総理が今の国会で成立を目指そうとしている「有事立法」の反対と平和憲法を守ろうとチラシを配った。また市内7カ所で前県議の佐々木長秀社民党県連合代表が演説をして平和憲法維持を訴えた。午後からは仙北教育会館で「5・3憲法記念日学習会」を開いて、憲法問題を考えた。

 学習会には労組員を中心に約70人が集まった。藤井会長は「平和憲法を守ろうとする運動はかつては社会党と総評の活動だったが、社会党も分裂した。しかし、運動の灯は消されない。今の憲法が成立して57年になるが、先のNHK世論調査によると憲法改正に賛成は58%、反対は23%だった。賛成の多くは環境問題など新しい時代に対応できない問題があるからとの意見だった。ある意味でうなずけるが、憲法9条の改正に関しては賛成が30%で、反対が52%となっている。国民の多くは平和主義は守るべきだと思っている」と平和運動の継続を訴えた。

 そして県教職員組合事務局長の大友武夫氏が「憲法・教育基本法の『見直し』前に考えたいこと」と題して講話した。大友氏は1947年に制定された教育基本法は「個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期し、普遍的にしてしかも個性豊かな文化の創造をめざすとその目的を明示し、憲法の精神に則ったものでり、憲法と一体だ」と改正反対を訴えた。そして「その教育基本法を繰り返し、繰り返しして改正の動きが出ているが、それは改憲勢力が強くなったのではなく、我々が弱くなっただけだ」と警戒感を高めた。さらに教育現場で問題となっている学級崩壊などを課題に「子どもたちに競争だけを求めるのではなく、少し競争から離れ、楽にさせることも考えるべきだ」と子どもたちに競争だけではなく、ゆとりを与えるべきだと語った。