全校生徒が、国道沿いなどに飾る
学校周辺のクリーンアップ作戦も展開(5月8日・水)
西仙北町の県立西仙北高校(小野寺安雄校長・生徒数371人)では8日、全校生徒が参加して「第1回花いっぱい運動・さわやかクリーンアップ作戦」を展開した。200個のプランターを用意して、ベコニアの花600本を移植、近くの国道13号刈和野バイパス沿線や町役場庁舎、高齢者ふれあいセンター、さらに神岡町と協和町の特別養護老人ホームへ花を寄贈した。霧雨が降るあいにくの天候だったが、生徒たちは「お世話になっている地域の人たちにも喜んでもらいたい」と笑顔で作業に没頭していた。
この運動は「豊かな体験活動推進校事業」の指定を受けての実施。事業は文部科学省から県への委託事業として振り分けられたもので、本県では大館市と西仙北町の2地域が選ばれ、同町の小学校4校、中学校2校、それに同高校が推進校となった。
事業は2年間にわたって行われ、今年度は特別養護老人ホームの訪問、プランターを用いた花いっぱい運動、まごころ福祉弁当作り、JR刈和野駅の清掃と花壇整備、町内独居老人宅の通路の除排雪を計画した。
午後1時35分から学校で開会式を行い、小野寺校長が「豊かな体験活動推進事業として花いっぱい運動とクリーンアップ作戦を頑張ってもらう。花の移植作業は慣れてないと思うが、楽しみながら頑張って下さい」と呼びかけた。クリーンアップ作戦のため、県生活環境文化部のふるさと美化推進チームからも3人が応援に駆けつけ「公園のように美しいふるさと秋田」を目指そうと励ました。
全校生徒が校庭に散って、34人の先生たちと共にプランターに赤玉土、寄せ植え土を流し込み、赤やピンク、白のベコニアの花を植えた。校庭には生徒たちの活気のある声が響き、雨空の暗さをも吹き飛ばす明るいムード。
移植作業はあっと言う間に終え、1年生は学校近くの国道13号刈和野バイパスに花を植えたプランター60個を運び、国道沿いに一列に花を飾った。2年生は役場庁舎と高齢者ふれあいセンターへとトラックでプランターをそれぞれ30個を運び、寄贈した。3年生は神岡町と協和町の特別養護老人ホームへとそれぞれ15個のプランターを寄贈した。終わってからは全校生徒が学校周辺の道路や刈和野駅周辺のごみを拾い集めるクリーンアップ作戦を展開、和気あいあいとしたムードで町内の美化作業を楽しんだ。
国道沿いに飾った花はこれから生徒たちが自ら管理し、枯れないよう水をやることにしている。同校では「友愛」を校訓にボランティア活動を通じて、豊かな人間性や福祉の心を育てることに重点を置いており、生徒たちの作業はてきぱきとしたものだった。