03年度も継続運行へ
予想を上回る利用者に市の負担も減(11月7日・木)
大曲市ではこのほど循環バス運行検討委員会を開き、昨年8月1日から今年7月31日までのバス利用状況などを検討した結果、03年度も継続して運行することを決めた。循環バスは高齢者など交通弱者のための利便性を高め、同時に中心市街地の活性化を図りたいと2000年夏と01年の冬にそれぞれ2カ月間試験運行し、その結果、市民からも好評を得たことから昨年8月1日から通年運行を開始している。
バスは羽後交通に委託して、未就学児を除いて、どこから乗っても「100円」の気軽な料金体制が高齢者に受けた。午前9時から午後4時までに計8本が運行され、病院や市役所、大曲駅、サンロード商店街など1周8.5キロを約40分かけて回る。市が調べた利用状況によると今年7月31日までの運行日数は365日で、利用者総数は3万661人だった。1便当たり平均して10人乗っていることになる。最も多いのが12月から2月の冬期間で、1カ月の利用者数は3000人を超えた。
その結果、バスの運行で入る収入額は約299万円で、市の負担は約703万円で済んだ。バス運行に当たっては県からの132万円を含め、市は運行経費として約1000万円の予算を計上していたが、予想よりも少なくて済んだ。
こうしたことから民間を含めた検討委員会でも継続を望む声が多く、バス運行を続けることにした。ただ03年度は1便平均の乗車人数を現行の10人平均より12人平均に高め、そのための改善策を検討したいとしている。改善すべきだとの指摘があったのは運行時間帯と運行ルートで、市では来年2月にもう一度、検討委員会を開き、柔軟な対応をしたいとしている。