大曲市で初公開
親子連れがデジタルピストルを体験(11月11日・月)
大曲市教育委員会ではキッズスポーツランド事業として10日、市民会館を会場に「デジタルスポーツ射撃体験教室&大会」を開いた。世界最先端のシステムを使ったデジタルスポーツピストルで射撃を楽しもうと企画した。県内初のゲームで、親子連れ50人ほどが参加、デジタルシューティングを楽しんだ。
デジタル射撃はデジタルピストルを手に目標物の「的」に向けて射撃し、ポイントを楽しむゲーム。ピストルの引き金を引くとレーザービームが照射され、的の真ん中に当たると10点、逸れると9点、8点、7点と減点していく。集中力を養い、教育やリハビリ、治療、メンタルトレーニングなどに役立っているという。
最初にデジタルスポーツ射撃連盟理事長の藤井優さんが「目標を高く」と題して講演。藤井さんは1996年のアトランタオリンピックで、日本チームピストルコーチとして参加、2000年のシドニーオリンピックでは日本チームの監督として活躍、現在も04年のアテネオリンピックに向けて選手強化に取り組んでいる。
藤井さんは射撃の楽しさ、醍醐味を語りながら交通事故で右手を切断し、縫合手術を受けた男性が、デジタル射撃に打ち込んだ結果、急速に神経が回復した例や大人も子どもも楽しめるゲームで、集中力を養い、勉強にも役立っていることや特別養護老人ホームでお年寄りに体験させた結果、痴呆症の防止になっているなどリハビリに活用されている例などを報告していた。
ステージにそのピストルとパソコンで結ばれた標的8台が用意され、体験教室が開催された。本来のゲームは10メートル離れた標的に向かって射撃するのだが、この日は5メートルモードでの体験。階段状となった射台にピストルを固定し、目標物を狙うと、左手に置かれたパソコンの画面には握ったピストルの微妙な揺れが正確に線で描かれた。神経を集中させ、目標物に向かって射撃すると2点、4点、5点と中心から逸れる分だけ低いポイントに。真ん中に当たると10点となり、大人も子どもたちからも「オッ。やったー!」と達成感で喜ぶ声も。体験した人たちは「手がしびれるような感覚だったが、面白くてやみつきになりそう」と目を輝かしていた。
午後からはそのシステムを開発した山形県米沢市のNECカスタムテクニカ株式会社の協力を得て、デジタルスポーツ射撃連盟主催の大会となった。午前中の練習体験を活かそうと親子は真剣になって射撃を楽しんでいた。
デジタル射撃及びデジタル射撃連盟については下記のホームページへ。