いきいき森の教室パート3
お世話になった人を招いて収穫感謝祭(11月15日・金)
大曲市角間川小学校(伊藤孝之校長・児童数114人)で15日、「いきいき森の教室パート3」として「収穫感謝祭」が開かれた。体育館で全校児童と先生たち、それに春のキノコの菌植えから、森の体験、そしてシイタケの収穫までお世話になった県仙北総合農林事務所職員らを招いての「まいたけ汁」を囲んでの昼食会。学校で収穫したシイタケを塩味で焼いて、それをおかずにおにぎりをほおばった。
同校では今年度の「ふるさと子どもドリームアップ事業」として「森林」をテーマに活動してきた。春はパート1としてシイタケとナメコを同事務所と仙北西部森林組合の協力を得てホタ木に植菌した。そしてパート2では10月に同事務所の案内で上級生は西仙北町の山で杉の木の伐採現場を見学するなど「森林の機能」を学び、下級生は南外村でキノコの観察など「森の恵み」を勉強した。その総仕上げがキノコを収穫しての鍋っこの会だった。
春に菌を植えたシイタケとナメコは今年は収穫が無理なことから、子どもたちに菌の植え方を指導した西仙北町土川のキノコ栽培農家・佐々木俊六さん(61)が同校にシイタケのホタ木300本を寄贈していた。佐々木さんは原木シイタケ1万7000本を栽培しているという。この日はその佐々木さんと農林事務所の3人の職員が同校の招待に応じ、子どもたちにキノコの収穫の仕方を指導した。子どもたちはホタ木からもりもりと成長するシイタケを毎日のように観察しながら、この日の収穫を楽しみにしていた。採っても採っても手に余るほどのキノコが収穫された。
一方、この日の昼食会のメーンとなる「まいたけ汁」は地元で食堂を経営している藤田正典さん(63)、恵美子さん(55)夫妻が前日から調理を手伝って、プロの味に仕上げた。シイタケの収穫を終えた児童と先生たち、それにお客さんの農林事務所職員と佐々木さんは体育館で車座になって交流と昼食を楽しんだ。この春から自分の学校の先生のように接してきただけに山で見られるクマやリスなどの動物や植物のことなどを聞いて、山の不思議さ、山の魅力に強い関心を寄せていた。