スーパーセンター仙南店オープン

20万品目の品ぞろえ

店内は客でごった返し、周辺道路は渋滞(11月22日・金)

 テープカットで開店を祝った仙南村大字南町の国道13号沿いの「スーパーセンター仙南店」が22日午前9時、グランドオープンした。1200台の駐車場を持つ郊外型大型店は開店と同時に県南各地から訪れた買い物客でごった返し、同村から六郷町周辺の国道13号は渋滞となった。

 同店は岩手県盛岡市の株式会社ジョイス(小苅米淳一社長)の経営で、県内では能代市の2店舗、湯沢市の1店舗に次いで4店舗目。全体では36店舗目となる。テープカットを前に小苅米社長は「スーパーセンター仙南店は規模も大きいが、何よりも地元に喜ばれる店としたいので、ざっくばらんに従業員に声を掛けてもらいたい。いい商品と安さを売り物に岩手と秋田を結びつけたい」と開店を待つ多くの客に呼びかけた。続いて松田知己村長や地権者代表らとテープカットしてオープンを祝った。

 敷地面積約5万5500平方メートル、売り場面積約1万2200平方メートルのワンフロアの大型店は生鮮食品から一般食品、衣料品、家庭用品、さらに文具から玩具、ペット用品、スポーツ用品、電化製品、日曜大工、園芸と何でもあり。20万品目の品ぞろえで、一カ所で日常生活に必要なものすべての買い物ができる生活密着型の店舗。営業時間は午前9時から午後9時までで、初年度の年商は60億円を見込んでいる。

 浅沼幸男専務は「衣食住に関するすべての物をそろえ、しかも値段の安さがこの店の魅力になるはず」と強調し、「仙南村を選んだのは国道13号沿いであり、交通のアクセスの利便性の良さと広大な敷地を確保できる点だった。この村の人口は約8000人だが、周辺を含めると15万人のエリアが商圏となる」と話した。この日の開店に向けて南は湯沢・雄勝、北は角館町方面まで折り込みチラシを配布したと言う。

 賑わう店内従業員数は270人。うち地元から240人を雇用した。その中には中国から嫁いできた8人も。浅沼専務は「この周辺には中国から来て働いている人も多いようなので、言葉の面でも助かる」と採用の狙いを話した。開店と同時に店内はごった返し、買い物客らは「店内の広さと何でもある品ぞろいに驚いた」と押し流されていた。

 松田村長は「何よりも雇用の面で村に配慮してくれたことがありがたい。人と人、モノと物の交流でこの地域経済の発展につながることを期待したい」と歓迎した。