市民会館で記念式典
工業のスペシャリスト育成に努め、卒業生は9500人に(10月3日・木)
県立大曲工業高校の創立40周年記念式典が2日、大曲市民会館で挙行された。県教育委員や大曲・仙北選出の県議団、町村長、元校長、同窓会長、それに県内工業高校長や大曲・仙北郡内の高校長、中学校長、そして生徒受け入れ企業の代表ら来賓約160人に、旧職員や現職員、そして生徒たち590人の合わせて約1000人が参列した。
塚田丈也校長は式辞で「本校は1962年4月10日に第一回目の入学式が挙行されて以来、今年で40周年を迎えた。創設当時は仙北町の旧高梨中校舎と旧大曲中校舎に分散しての授業という変則的なもので、困難を強いられたと伺っている。しかし、そのような環境下にあっても『既設高校に追いつき追い越せ』を合言葉に努力を重ね、学力の向上、進路指導の充実、生徒会活動の活性化など現在の礎となる伝統を築いた」と先輩教職員のなみなみならぬ努力に感謝を述べた。そして「21世紀は国際的に通用する人材の育成と優秀な科学技術者の養成が求められている。そうした高い目的意識と志を持った人材をいかに育てていくかが本校にとって大きな課題」と強調し、「ものづくり学習を通じて創造性に富み、豊かな心を持った生徒の育成に努めたい」と抱負を述べた。
40周年記念事業実行委員会の佐藤雅幸会長のあいさつ、鈴木長男県教育委員会委員の祝辞の後、北嶋辰海生徒会長が「不景気と言われる世相の中で、進学・就職ともに県内工業高校トップという実績を残している。これは他校にも胸を張って誇れるものであり、それを継承するために先輩である私たちが後輩に見本を示し、新たな時代に向けての一歩を踏み出していくことを誓う」とあいさつした。最後に永年勤続者を表彰して式典は幕を閉じた。
続いてバスケットボール日本一の高校を育てた元能代工業高校バスケットボール監督の加藤廣志さんが「夢にいきる〜バスケットボールと私〜」と題して記念講演、バスケットを通した人間ドラマを語った。夕方にはグランドパレス川端で祝賀会を開いて同校の創立40周年を祝った。
大曲工業高校は61年12月の県議会で設置が議決され、機械科、電気科、土木科、建築科の4学科でスタートし、62年4月10日に最初の入学式が行われた。これまでに9534人の卒業生を送り出し、その人材は国内外で活躍、工業に関するスペシャリスト育成の高校として勇名をはせていると同校。