大曲図書館100周年記念

所蔵特別展示会始まる

十返舎一九の「弥次喜多道中」の写本も(10月8日・火)

 菅江真澄の「月の出羽道」の写本大曲図書館100周年記念の「所蔵特別展示会」が7日から始まった。同図書館が保存している明治以前の郷土の貴重な資料の中で、ほかの図書館には所蔵されてないと思われる「和漢書」一覧の中から和装本など30件、約100冊や明治時代に活躍した郷土の文人の著者、後藤宙外、小杉天外、田口掬汀、赤川菊村など7件10冊、そして明治の文豪の初版本を含む貴重な資料30冊を日替わり展示する。また法隆寺金堂壁画集など豪華美術書約16冊、戦前の小学校読本(復刻版・昭和編)など44冊が展示されている。

 大曲図書館の所蔵展中には江戸中期の儒学者で政治家でもあった新井白石の「折焚柴之記(おりたくしばのき)」の写本、親鸞聖人の「愚禿鈔(ぐとくしょう)」の写本、江戸時代の紀行家・菅江真澄の「真澄遊覧記『月出羽道』」、さらには「弥次喜多道中」で知られる十返舎一九のこっけい本「道中 膝栗毛」の写本など貴重な資料も多い。いずれも同館が宝と誇る蔵書ばかり。展示会は19日まで。