来年4月の県議選

仙北郡選挙区から元役場職員の門脇氏出馬へ(10月9日・水)

 門脇光浩氏来年4月の県議選仙北郡選挙区(定数5)への出馬を目指して9月末までに西木村役場を退職していた同村門屋字上門屋、門脇光浩氏(42)が8日、本紙と会見、立候補を表明した。

 門脇氏は「地域活動をやっていて秋田を良くしていくためには地元・西木を良くしていかなければいけないし、地元を良くしていくためには秋田を変えなければならない。市町村合併が協議され、歴史的な変革が起きようとしている今、役場にジッとしていることはできなかった」と出馬の動機を語った。そして「子どもを持つ親の目線に立った子育てや教育の充実、個性的で元気な青年たちの発想や意見、女性のセンスを大切にした活躍の場を創造し、新しいまちづくりを目指したい」と抱負を語った。市町村合併に関しては「顔の見える範囲の適正規模の合併であるべきだ」と語った。

 出馬はどの政党ともくみしたくない、と無所属での立候補。「現職の方々はそれぞれ皆さん、立派な方だ。争うという気持ちはない。結果的には選挙戦となるが、私としてはご指導願いたいとの気持ちだ」とも述べた。そして「知名度はゼロに等しいので、地盤は仙北郡全体だと思って歩き、知名度アップに努めたい。地域活動を通じた学習会などで一緒に活動した青年会の仲間にも、支援を求めたい。勝算は大変厳しいと思うが、若い人たちと力を合わせ、秋田県を元気いっぱいにする行動を取りたい」と意欲を見せた。

 門脇氏は角館高校から県立農業短大卒。役場に勤務し、総務課、企画課、教育委員会を経て先月30日に産業課林政班主席主査で退職した。地域づくり青年グループ「サラダハウス」を設立、田沢湖畔でロックコンサートの開催や湖上結婚式などのイベントや物産開発、ボランティア活動をした。1998年には「本屋も図書館もない村に不要となった本を」と全国に呼びかけ、大きな話題を提供。「全国ありがとう文庫」を開設し、その管理者にもなった。現在は稲作と花き栽培、それに林業を手がけている。

 14日には役場前に構えた後援会事務所開きをするが、その後援会長には田代千代志村長が就いた。「頑張れよと言ってくれました」と門脇氏。退職時には役場職員から「一生懸命歩けと革靴、それに冬用の防寒靴を記念に贈られました」と笑った。

 同選挙区では現職では自民の安杖正義氏(57)、大野忠右エ門氏(64)、原盛一氏(55)と無所属の樽川隆氏(61)の4人の出馬は確実。さらに社民党県連代表の佐々木長秀氏(54)も復帰を目指して動き出している。また前中仙町長の木元正一郎氏(61)も民主推薦で出馬する。