管工事業の武野さんら3氏
技能一筋の道を祝って来月8日に表彰式(10月21日・月)
大曲市は「02年度技能功労者」を発表した。「02年度技能功労者」は管工事業・武野久雄さん(76)=須和町2丁目6の7=、建築大工・中野文司さん(68)=藤木字八幡腰1=、和服裁縫業・前田誠子さん(56)=朝日町21の4=の3人。市では26、27の両日、大曲小学校体育館を主会場に行われる「秋まつり」で3人のプロフィールと写真をパネルで紹介する。また11月8日午前11時からグランドパレス川端を会場に表彰式を挙行する。
同市の技能功労者表彰制度は産業の発展と技能者の社会的、経済的地位及び技術水準の向上を狙いに1988年に創設され、今年で15回目を迎えた。これまでに48人の技能功労者が表彰されている。功労者は大曲仙北職業訓練協会の佐藤賢治会長ら8人の委員が各業界から推薦された技能者の中から選考した。功労者のプロフィールは次の通り。
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◇武野久雄=55年から父と共に武野ポンプ店を経営するかたわら修行に努め、81年に社名を有限会社武野設備工業へと変更し、01年に代表取締役会長に就任。この間、一級管工事施工管理技師を取得、豊富な経験と技能を活かし、市上水道工事指定店として市内上水道工事をはじめ、大曲中学校改築工事、花館小学校改築工事などでその手腕を発揮した。従業員の資格取得、技術指導にも積極的に取り組み、優秀な技能者の輩出に努め、県管工事組合連合会の大曲仙北支部長や県浄化槽協会理事などにも就任、業界活動で全国管工事業共同組合連合会、全国浄化槽団体連合会の表彰を受けている。現在は県浄化槽協会理事のほか大曲市管工事組合長、大曲仙北建設技能組合連合会長。
◇中野文司=50年、地元藤木地区の佐々木建設に入社、技能研鑽に努め、16年間の勤務の後「中野建築」を開業。二級建築士や建築大工二級技能士などの資格を取得、市内旧藤木・角間川ライスセンター、旧藤木小学校の建設、さらに桂公園の東屋を手がけるなどその確かな技術は業界内でも高く評価されている。一般木造建築を本業としながらも藤木八幡神社の鳥居、大保諏訪神社鳥居など社寺建築にも技能を発揮。さらに職業訓練指導員として後進の指導育成に取り組み、見習工の育成や組合活動を通じて若手の技術指導に力を注いでいる。現在は角間川建設技能組合専務理事。
◇前田誠子=63年から父の経営する前田和服裁縫所で修行に励み、以来、2代目として現在まで30年以上にわたって和服裁縫一筋に専念している。和裁一級技能士、日本和裁士会認定和裁士などの資格を取得し、留めそで、振りそで、訪問着のほか、県内では数少ない輪奈コートの仕立てなど高級呉服仕立てにその優れた技能を発揮、県技能士会連合会長表彰、秋田和服裁縫組合連合会長表彰など数多くの賞を受けている。また多くの見習工の育成にも努め、現在までに20人ほどの和裁一級、二級技能士を育成。職業訓練指導員として技能検定試験などの際には講師を努め、人材育成に大きな功績を残している。現在は、県和服和裁組合連合会副会長。