大曲市角間川・藤木小、南中
やぶの中の大量のゴミ、大人たちの不心得にショック(9月20日・金)
大曲市角間川小と藤木小、それに大曲南中は20日朝、合同で地元の河川敷周辺のクリーンアップ作戦を展開した。古里の川をきれいにし、美しい環境を後輩に残そうと8年前から合同でごみ拾いを実施しているもので、この日は県生活環境文化部のふるさと美化推進チームから4人が応援に駆けつけ、3校に「火ばさみ」150本をプレゼントし、子どもたちと一緒にごみ拾いをした。
角間川小の児童114人は伊藤孝之校長先生ら13人の教職員と共に約2キロ離れた藤木地区の横手川と雄物川合流付近へと歩いた。一方の藤木小の児童128人は佐藤久美子校長先生ら14人の教職員と共に約1キロ離れた出川緑地公園へ。そして南中の生徒たち151人は佐々木茂校長先生と教職員17人と共にそれぞれの出身小学校の児童と合流した。
横手川と雄物川との合流地点の堤防周辺はごみ一つ見られない美しい環境だったが、一歩、やぶの中に入ると子どもたちも驚くほどのごみの量。缶ビールやジュースの空き缶、ペットボトル、発泡スチロール、空きビン、さらには使い古した車のタイヤ、鉄骨資材、塗料を入れた缶などももやぶの中に隠され、子どもたちの手にした燃えるごみ、燃えないごみ袋はたちまちのうちにいっぱいに。
洪水で上流から流されたごみも多かったが、河川敷で宴会をやってそのまま捨てたと思われる缶ビールの集まりもあった。やぶの中から次々と出てくるゴミ。大人たちの不心得が子どもたちの心を傷つけているようだった。それでも同行の先生たちは「昨年は上流の大川橋下の清掃をしたが、その時は注射針が大量に見つかって驚いたものでした。それにテレビや冷蔵庫など家電製品の不法投棄が目についたが、今年は粗大ゴミは少ない」と河川敷が幾分、きれいになっているのに感心していた。
一方の出川緑地周辺は地区の人たちが雑草の刈り取りなど手入れしているせいかごみの量も少なく、幾分、子どもたちは手持ちのようだった。県庁から駆けつけた美化推進チームの人たちは「ごみを捨てない、ごみを無くそうという気運が全県の小中学校、高校に広がっているので、やりがいがあります」と喜んでいた。クリーンアップ作戦は午前11時までに終わり、児童生徒たちは藤木小、角間川小のグランドで「なべっこ」の会を開いて勤労奉仕の慰労をした。好天に恵まれ、気持ちのいい昼食会となった。