優秀賞に輝いた3つの作品を披露
大曲市の食堂「みちるや」で日曜日に味わえます(4月3日・木)
秋田県ごはん食推進会議(品田稔会長)が主催して先月、秋田市の県学校給食会で開いた「あきたカフェランチ・コンテスト2002」チャンピオン大会の「一般の部」で優秀賞に輝いた大曲市通町のデザイナー・佐藤ミチルさんは3日、親子部門でやはり優秀賞に入った同市内小友字館前の佐藤啓子さん・亜美さん(内小友小6年)と同市幸町の照井浩子さん・千晶さん(大曲中1年)の作品を日曜日だけの限定品として食堂「みちるや」で販売するための試作品を作って披露した。ミチルさん自身の作品と佐藤さん、照井さんの作品を実際に作るため2日から材料を集め、徹夜で仕上げたという。テーブルに3作品を並べたミチルさんは「3つのカフェランチを作るのは材料が全部違うから大変だった。でもきれいでしょう。かわいいでしょう。味だっておいしいよ」と自慢した。
コンテストには一般の部、親子部門も含め、全県から128人の応募があった。そのうち15人だけがチャンピオン大会へ出場できる権利を得、大曲市から3つの作品が選出され、3つとも「優秀賞」に輝いた。そのランチを実際に作ってミチルさんがお母さんとやっている食堂「みちるや」で出して、地産地消で大曲の活性化を図りたいと企画した。
ミチルさんがコンテストで提案したランチは「秋田雪味(ゆきみ)ランチ」。秋田のかまくら、雪山を現した真っ白なカブのブラマンジュにトンブリをのせたおしゃれな前菜。それに伊予柑風味の豆まめサラダとはたはたの香草焼きにあまえっこソース。そしてガッコ(漬け物)こにぎり。小さなおにぎり秋田ならではのイブリガッコやみそ漬けなどをのせたもの。手間をかけたスローフードが自慢だ。
佐藤さん親子の作品は「温故知新ランチ」。大豆ととり肉で作った畑のハンバーグ、それにモロヘイヤ入りの牛乳の茶わんむし、古代米を材料にしたご飯をリング状にしたライス。そしてホウレンソウ、小エビ、トンブリをごまで和え、クルミを混ぜたポパイの木の実和え。
照井さん親子の作品は「野菜たっぷりランチ」で玉ねぎやパプリカのおいしさを加えたわかさぎのマリネに稲庭うどんパスタ、ゴボウの千切り、サトイモとモロヘイヤのコロッケ、それにあきたこまちのネコまんまサンド。ネコまんまサンドは中にノリとオカカを入れた炊きたてのご飯を押し寿司風にしたもの。
3品とも見た目もきれいだし、夢のある色彩がいっぱいで食欲もそそる。作るのにとても手間がかかるため「お客さんが少ない日曜日にしか出せない」とミチルさん。最初のメニューである「秋田雪味ランチ」は6日。「温故知新ランチ」は13日。「野菜たっぷりランチ」は20日に販売する。いずれも値段は750円。午前11時ごろから注文に応じ午後3時まで「50食」の限定。「近所なら出前もします」とミチルさん。今週の日曜日のお昼は「元気な大曲にしたい」と挑戦し、頑張っているミチルさん自慢の味はいかが。