大曲市内の小学校で入学式

藤木小では15人が入学

着飾った洋服で小さなお花畑のよう(4月8日・火)

 二年生からお迎えの言葉を受ける一年生薄曇りだが春らしい日和となった8日、大曲市では市内8小学校のうち、7つの小学校で入学式が挙行された。藤木小学校(佐藤久美子校長)では男子6人と女子9人の合わせて15人の一年生を迎えた。「一年生になったら」の歌が流れる中、担任の先生の先導で15人の子供たちはニコニコしながら体育館に入った。お兄さん、お姉さんたちが花のアーチを作って迎えると嬉しそうな笑顔をこぼしながらくぐった。

 席に着くと後ろを振り返りお母さんやお父さんに笑顔を送る子もいた。女の子はピンクや若草色のツーピース、白いカーディガン、男の子は紺色のスーツが多かった。その15人の子供たちが座ると小さなお花畑のように華やいだ。国歌斉唱、そして校歌の合唱が始まるときちんと立って歌を聴いた。新入学児童の紹介で名前が一人ひとり呼ばれると「ハイ!」と大きな声で答えていた。

 佐藤校長は「入学おめでとう。今日から藤木小学校の一年生です。返事も良く元気で立派な一年生ですよ」と褒めながら「手」の絵を見せ、「親指は交通安全に気をつけての指です。命は一つしかないから交通ルールを守りましょうね」「人指し指は皆と仲良くする指。中指は勉強しましょうの指。薬指は健康に注意しましょうの指。小指は優しく思いやりのある指」とそれぞれの指の役目を語りながら立派な一年生になるよう呼びかけた。そして子供たちのお父さん、お母さんたちに「大事なお子さんを藤木小学校の児童として確かにお預かりしました。教職員一同、心を込めて指導します」と受け入れた。

 最後に昨年入学した2年生26人が、一年生と向かい合って「皆で仲良く頑張りましょう」とお迎えの言葉を述べて式を閉じた。25分の入学式だった。同校では新一年生の入学で児童数は119人となる。

 同市の今年の入学児童は8小学校合わせて325人。少子化のスピードは緩まず、昨年より63人減った。児童生徒数の減を語る極端な例を見せるのは県内一のマンモス校と言われた大曲中学校。ピーク時の1964年には1972人の生徒数を記録したのに現在は812人。39年間で1160人もの減少となっている。