サンワーク六郷=自立と社会参加を目指す(4月13日・日)
六郷町に身体障害者通所授産施設と知的障害者通所更生施設、それに身障者デイサービスセンターを加えた複合施設「サンワーク六郷」が完成、10日に開所式を行った。社会福祉法人・六郷町社会福祉協議会(高柳照見会長)が運営する。
サンワーク六郷は同町野中の町保健センターや町民体育館などと隣接して造られた。鉄筋コンクリート平屋建てで延べ床面積は約1700平方メートル。作業室や作業指導室、食堂、事務室などからなる。作業室や更衣室はそれぞれの障害ごとに分かれている。
総事業費は4億7770万円で、国や県の補助を受けて建設した。こうした障害者のための複合施設は県内で初めて。
身体障害者通所授産施設は利用者の自立と社会参加を促すもので、主な仕事は老人ホームで使っているタオルのクリーニングや弱電部品の組み立て。定員は20人。
知的障害者通所更生施設は利用者が日常生活に必要な基本的生活習慣を身に付けてもらい、集団生活への適応と協調性を養うのを目的としている。仕事はポリパックの加工や商品の梱包などを請け負う。定員は30人。
現在の利用者は身体障害者13人、知的障害者18人で車で送迎している。ほとんどが六郷町周辺の太田町や千畑町、仙北町、仙南村など仙北東部の人たち。スタッフは石川悦郎施設長ら13人。今後はデイーサービスや身体障害者の居宅介護支援事業なども行う。 竣工式には利用者やその家族など50人が出席。高柳会長は「福祉の原点は思いやり。その人の身になってものごとを行い利用者に喜んでもらえる運営をしたい」と語った。