定数24に新人6人、現職20人が立候補
お願いの選挙カーが走る、運動員もポスターを手に走る(4月20日・日)
統一地方選の第2弾となる大曲市議選は20日告示され、午前8時半から市役所3階の大会議室で立候補の受け付けが行われた結果、定数24に対して現職20人と新人6人が届け出た。同日午後5時に届け出が締め切られた結果、定数を2人オーバーの26人による〃少数激戦〃が確定した。立候補した26人のうち、女性候補が現職1人を含め3人となったのが今回の市議選の特色。各候補者は27日の投・開票日に向けて1週間の戦いに入った。
届け出の受け付けは午前8時半の時報と同時に抽選で順番が決められた。候補者は届け出会場に行った運動員が持ってくる街頭演説標旗や自動車表示物、腕章、白いバラなどの選挙7つ道具が事務所に届くのを待って、第一声を挙げた。ある新人の女性候補は「半年前から準備しておいてこの日の朝を迎えた。気持ちはバッチシです」とニッコリ。運動員らに支えられて元気に街頭へと繰り出した。
一方、26の選挙事務所の運動員らは市内180カ所に設けられたポスター掲示板目指して2人一組となって走った。「一分でも早く候補者の顔を見せたい」。雨の中、ポスターを張るのに懸命だった。
今度の選挙戦、大票田となる旧市街地から新人4人と現職8人の12人、四ツ屋地区からは新人1人を含め前回同様4人が出馬。この2地区が激戦地となった。準市街地とも言える花館地区は現職2人。角間川地区は現職2人。藤木地区は現職と新人の2人が出馬、様相が変わった。それに内小友地区は現職2人で変わらず。大川西根地区も2現職で変わらない。票の流れで注目されるのは前回の市議選で1394票でトップ当選し、今回の出馬を見送った菊地信男氏(公明党・日の出町)と県議選に回った渡部英治氏(田町)の約1200票、それに引退した山本三治郎氏(丸子町)の約1100票。この3人の票をトータルすると約3600票にもなる。その行方が当落の決め手を大きく左右しそうだ。
農村部の候補者は「初日は地元を固めなければならない」と選挙カーをほぼ地元に集中させての運動。市街地が激戦を予想されているため、市街地の候補者に票が流れないよう防戦するためだ。一方の市街地では選挙カーが商店街から住宅地へと入り乱れた。日曜日だけに少しでも名前と顔を売り込みたいと各候補とも家から飛び出してくる人を見つけては走り寄り、ガッチリと握手を交わしていた。だが、雨のサンデーとなったため、住宅の窓は閉められ、人出はいま一つ。それでもウグイス嬢は候補者の名前を熱い声で読み上げ、一人でも多く外に出てもらいたいと「お願い」の声を真剣に張り上げていた。現職のある候補者は午後3時ごろには選挙事務所に戻って一休み。「雨でいくら回っても人が出て来ない」と嘆いていた。
届け出順の立候補者は下記の通り。
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本紙から=能味しん一さんの「しん」の字は土へんに「岑」をあてたものです。