「花火通り商店街」へと名称変更
花火屋もオープン=笑顔の商店街を目指す(8月3日・日)
大曲市の中心商店街「サンロード商店街」が2日から「花火通り商店街」へと名称を変更、駅前の入り口でアーチの除幕式を行った。マイカー時代と共に空き店舗が目立つばかりとなった商店街を「このまま手をこまねいていては壊滅してしまう」と危機感を抱いた有志9人(藤田晋一代表世話人)が「やさしく、楽しく、親切をモットーに笑顔の商店街を目指そう」と呼びかけ、「大曲の花火」にあやかって「花火通り商店街」に名称を変え、意識改革を図ることにしたもの。市からの補助を受けたNPO法人「大曲花火倶楽部(賢木新悦会長)」も同商店街のにぎわいを取り戻す「手伝いをしたい」と富樫食堂一階の空き店舗を借りて「花火屋」をオープンさせた。
オープニングセレモニーには高橋司市長、高柳恭侑大曲商工会議所会頭、それに花火通り商店街推進委員会の委員9人、商店主ら約100人が参列。藤田代表世話人のオープニング宣言に続いて澤田憲一代表監事が「商店街を取り巻く環境は厳しいが、全国ではいろんな取り組みで活気を取り戻している喜んでいる所もある。女性は見られるときれいになると言うが、どうぞこの商店街も見守ってほしい」とあいさつした。
続いて高橋市長は「市町村合併で8市町村が一つとなり9万8000人の住民となる。その人たちがこの町中心部に出てくると思うが、我々はこれまでの町や村にどういうことをやれるのか商工会議所とも相談し、真剣に考えなければならない」と訴えた。高柳会頭は「待ちに待ったオープン。大曲を代表する商店街としてこれ以上の名前はない。かつての華やかさを取り戻すというより、新しい商店街をつくるという心意気で一人ひとりのお客さんに喜んでもらえる商店街にしてほしい」と応援した。
テープカットが行われ、オレンジ色のアーチが除幕されると大きな拍手がわいた。商店街に並ぶ80店舗はこの日に合わせ、オレンジ色と白に花火の絵をデザインした統一フラッグ(旗)も飾られた。
一方、同商店街のにぎわいを取り戻す力になればとオープンした「花火屋」。店内には巨大な3尺玉など花火の玉の模型や花火師のパネル写真、ポスターなどが展示され、花火手ぬぐい、花火の玉に入った酒、線香花火、Tシャツなど花火グッズの販売も始まった。花火屋では「全国初の花火情報発信基地」を目指し、市内で打ち上げられる「花火」は何のための花火なのか、さらには結婚祝いや出産祝いで花火を打ち上げたい人のための受け付けなど花火の〃何でも屋〃として頑張りたいとしている。