衆院選秋田3区に女性候補擁立へ
横手市の我妻氏=景気回復と平和憲法を強調(8月11日・月)
日本共産党秋田県委員会(最上健造委員長)は11日、横手市の同党雄平地区委員会事務所で記者会見し、衆院選秋田3区の党公認候補として我妻(わがつま)桂子氏(49)を擁立すると発表した。我妻氏は「私は自営業を営んでいるが、年々消費が冷え込み、景気は悪くなるばかり。このうえに消費税が値上げされたら自営業者はやっていけない。また高齢化が進んでいる今こそ昔からの商店街を活性化させ、安心して暮らせる街づくりが必要だ。農業の問題では米や野菜の地元生産、地元消費が大切だし、その運動を進めたい」と述べる一方、横手市の国保審議委員を8年間務めた経験から「国保の対象者が年々増加しており、保険料を払うのが困難で滞納する人が増えている。国として医療と福祉の充実を急ぐべきだと痛切に感じている」と強調した。さらに市町村合併の動きに対しては「小さくても元気な街づくりを大切にし、住民の声が反映されるよう地方自治を守っていくことが大事」と訴えた。また「子育てを支援し、安心して子どもを生み育てる環境」「憲法を守って戦争に反対し、平和な日本をつくるために力を尽くしたい」などと決意表明した。
同席した最上委員長は「今度の選挙こそ農業を破壊させ、矛盾した経済政策で不況を長引かせている自民党政治を変えるかどうかの判断材料となる。我妻さんは党活動だけでなく青年会議所のメンバーとしてもまた生活者の代表として幅広く活動してきている方なので新鮮味があり、幅広い支持を得られるものと期待している」と評価した。
我妻氏は横手市生まれ。横手高校を経て1977年、早稲田大学法学部卒。東京の司法書士事務所勤務後、84年に帰郷して米穀小売業を自営。共産党には95年に入党した。93年から95年まで横手市生活環境審議委員、93年から現在まで横手市国保運営協議会委員(任期は8月いっぱい)。現在、同党雄平地区委員。母と二人暮らし。
共産党へは「一貫して戦争に反対してきた政党。その活動に誇りを持って入党した」と語った。
次期、衆院選秋田3区からは自民党現職の村岡兼造氏(71)、そして故・御法川英文氏の長男・信英氏(39)が無所属で出馬を表明しており、我妻氏の出馬表明で3人目となった。