不審な電話アンケート調査
特定の候補者名を挙げて「知っているか」(8月12日・火)
任期満了に伴う大曲市長選をめぐって〃怪文書〃ならぬ、怪電話による〃不審〃なアンケート調査が市民にかかっている。これまで本紙が得た情報では調査の電話は9日から10日の日曜日に集中したようで、「最後まで聞いていると特定の候補者の名前だけを挙げて、それを浸透させようとしているようにも思えた」と受けた人たちは首を傾げる。
電話に応じた人の話では「○○(社名は聞き取れなかったようだ)コンピューター調査会社で、電話による大曲市長選のアンケート調査を行ってます。2〜3分で済みますのでご協力願います」と女性の録音されたような声で問い合わせたという。
そして始めに相手の性別を訪ね、男性なら○番を、女性なら○番を「押して下さい」と回答を求める。さらに今回の市長選で望むことは何かと聞いて▽子育て支援▽医療と福祉▽経済と雇用対策の3点を挙げ、プッシュホンの番号で答えを求めた。そのうえで市長選に投票に行くか、行かないか、まだ決めてないの3つを問い合わせ、最後には3人の候補者のうち二人は肩書だけを、1人だけはその名前を挙げて「知っているか」、「知らないか」と問うて「知っている」なら○番を、「知らない」なら○番を「押して下さい」で調査は終わったという。
電話に応じた市民は「途中までは普通のアンケート調査かと思ったが、最後に特定の候補者の名前を挙げたのでおかしいと思った」と話す。
一方、ある女性は憤慨する。この女性の場合、10日午後1時16分に電話が掛かってきて「アンケート調査と言うので答えようとした。最初に男性か女性かと性別の問い合わせがあり、女性なら7番を押して下さいというので7番を押したら『ありがとうございました。そのまま受話器を置いて下さい』と言って切れてしまった。今度の市長選、女は関係ないとでも言うような電話だった」と腹立たしげに話す。
大曲市選管では「特定の候補者名を挙げて『投票して下さい』とか『よろしくお願いします』と運動をしているのでもないようなので何とも言えない」と答える。
一方、名前を出された候補者の事務所でも「なぜ、うちの候補者だけの名前を出したのか」と迷惑そうな顔だった。