入賞者の表彰式
完成度の高い作品と審査員が評価(2月3日・月)
大曲市のイーストモールタカヤナギで31日から2日まで開かれた「第33回大曲市生活技術開発展」の表彰式が3日、大曲プラザたつみで行われた。開発展は農村女性による農産加工のメリットを活かした直売や加工活動など起業活動の発表の場を設けたいと始まった。大曲市農業総合指導センターの主催。米料理・米加工品・ごはんとおかずのセットメニューの部に45点、農産加工品・大豆加工品・漬け物の部に89点、更生創作民芸の部に37点の合わせて171点の作品が出品された。
週末とあって多くの買い物客が足を運び、農家の主婦たちのアイディアと工夫のこもった作品の一つひとつを観賞しながら、関心を寄せていた。表彰式には約60人が出席。高野昭次助役は「多くの方から創意工夫された作品を出してもらった。時代も厳しく変化しているが、いかに市場に流通させ、喜んでもらえる品物を開発するかが課題だ。お互いの連携を深め、農業振興に努めてもらいたい」と励まし、表彰を行った。
続いて審査員を代表して県仙北地域農業改良普及センターの青木育子副主幹が審査結果の講評を述べた。青木副主幹は「9人の審査員で審査したが、いずれも完成度が高く、審査に難儀した」と述べながら、米料理・米加工品については▽見た目の美しさ▽大きさや味で食べやすいか▽味の調和を審査の視点にしたこと、農産加工品・大豆加工品・漬け物の部では特に漬け物が「レベルの高い評価を得た」と語った。更生創作・民芸工芸の部では「飾り物としての良さや実用性、それに時代が暗いので観ていて明るくなるような作品を選んだ」と評価した。
この後、井川町の生活研究グループ協議会の藤田多鶴子会長が「かあちゃんたちの技を活かした地域づくり」と題して講演した。藤田さんは「環境に配慮し、生産者として誇れる農産物づくりと安心、安全な特産品・加工品づくりの推進で消費者との交流の輪を広げよう」を活動目標に嫁不足解消のための寸劇「なして、嫁こねべー」を上演したり、郷土食「だまこもち」の普及で国土庁長官賞を受賞するなど活発な活動を報告していた。
受賞者は次の通り。
◇最優秀賞=石橋まゆみ(四ツ屋)「ライスケーキ」、寺田玲子(角間川町)「家族で楽しむ手作りランチ」、佐藤イヱ(四ツ屋)「柿漬大根」、佐藤昌子(花館)「つる製のかご」
◇優秀賞=橋本美也子(花館)「4色おかき」、佐藤シヅエ(内小友)「ジンダラ大福栗入れ」、柴田聖子(大曲)「おからハンバーグ」、高橋幸子(四ツ屋)「ごはんとおかずセットメニュー」、黒丸ミツ(角間川町)「青大豆の味噌ソテー」、中野悦子(藤木)「モロヘイヤ入りねじり棒っこ」、寺田玲子(角間川町)「ずんだミルクゼリー」、伊藤明子(内小友)「茄子の花ずし」、境キエ子(大曲)「かぶの赤しそ漬け」、佐々木タキ(花館)「外干大根漬け」、青柳稲子(内小友)「ふかし茄子」、山信田あい子(四ツ屋)「パッチワーク5点」、石橋キミ(角間川町)「タペストリー」
◇優良賞=古屋マサ子(内小友)、古谷ヤエ(角間川町)、讃岐洋子(内小友)、小松フミ子(内小友)、石川イチ(大曲)、大和田厚子(内小友)、高橋幸子(四ツ屋)、佐藤啓子(内小友)、粟津スズエ(藤木)、青柳稲子(内小友)、山田チヨ子(同)、小松フミ子(同)、石田ツル子(藤木)、佐藤朝子(四ツ屋)、鈴木佳良子(同)、佐々木イマ子(大川西根)、中野悦子(藤木)、富樫和子(大曲)、黒丸ミツ(角間川町)