一般会計当初予算は145億6138万円
都市基盤整備事業、少子化対策及び保育・教育環境に重点配分(2月7日・金)
大曲市は7日、各会計の03年度当初予算案を発表した。一般会計は145億6138万円と前年度に比べ2億8854万円、1.9%の減となった。昨年度に続くマイナス予算となったが、02年度の国の補正予算の前倒しで補助採択された事業費4億8750万円を含むと実質の予算規模は150億4880万円となった。予算案は27日開会予定の2月定例議会に提案される。
予算内容によると歳入は、市税が長引く景気低迷の影響で前年度当初に比べ5.1%減の38億5029万円(歳入に占める割合は26.4%)、また地方交付税は6.3%減の43億3363万円(同29.8%)となった。編成に当たっては財源不足を補うため、財政調整基金から8億4000万円を繰り入れたほか、臨時財政対策債や財源対策債の発行などで補てんした。さらに昨年度に引き続き経常経費5%減のシーリング(概算要求基準)を設け、歳出の縮減を図った。財政調整基金の残高は5億1800万円だけと水際に追い詰められた財政となった。市では「03年度中に3億円の積み増しができれば・・・」と今後の流れに期待を込めた。
高橋司市長は記者会見で「長引く景気の低迷で市税や地方交付税が減収となり、大変厳しい予算編成となったが、第6次総合計画の2年目であり『地域創造プラン2002』の実現に向け、着実な実践を図るため新規施策や継続事業に重点的に予算配分した」と述べた。
主な新規事業として▽四ツ屋小学校校舎改築事業費(実施設計分)1875万円▽学習活動支援事業費403円▽妊婦感染症検査経費160万円▽知的障害者通所更生施設整備費補助金1399万円▽卵巣腫瘍検診経費194万円▽JA秋田おばこが建設する広域農業生産総合施設建設事業費補助金1億円▽にぎわいのある商店街形成事業費450万円▽地域交通システム導入検討経費51万円▽地域イントラネット整備事業費915万円などを計上した。
また新たに県と一体となった少子化対策経費として▽第一子0歳児の保育料無料化507万円▽妊婦健診充実として、無料一般健診回数の増(3回から7回)及び無料歯科健診(1回)779万円を盛り込んだ。
都市基盤整備の継続事業としては▽駅前第二地区土地改良事業費7億7831万円▽総合公園整備事業費2億7712万円▽駅東線街路整備事業費3億6400万円などを計上した。