新春賀詞交歓会

大曲商工会議所

寺田知事「元気の出る予算を」と励ます(1月10日・金)

 大曲商工会議所主催の新春賀詞交歓会が9日夜、大曲市のグランドパレス川端で開かれた。各界から約260人が詰めかけ、新春のあいさつを交わし、交流を深めた。

 高柳恭侑会頭は「新しい年も経済は厳しさを増し、難しい時代となりそうだが、中小企業は弱者ではなく大企業にやれないことをやるというビジネスチャンスはある。今日はそれぞれの情報を持っている方の集まりでもあり、この日の出会いを友とし、仲間作りの場として懇談を深めてもらいたい」とあいさつした。

 県庁から駆けつけた寺田典城知事は「大曲の発展に県も応援したいので希望を持って頑張ってもらいたい」とエールを飛ばし、「昨年は『曇り』と例え、今年は『雨』という言葉で表現したが、雨降って地固まるという言葉もある。県としても今年は思い切って元気の出る予算を組み、県民に役立つことをしたい」と不況に苦しむ経営者を元気づけた。同時に市町村合併にも触れ、「自治体がしっかりしなければならない。自立するために県もサポートするが、合併後は道州制も出てくる。行政も経費を3割り落とさないとやっていけない時代だ。デフレの克服は無理で、このまま続くだろう。日本で作っているものは韓国、中国でも作っている。世界規模で安いものを作っている。それだけに世界規模でものを考えられる人材を育てなければならない」と04年4月開学を目指して準備を進めている「国際教養大学」の意義を強調した。

 続いて御法川英文代議士も「かつての経済状況はもう望めない。国債を発行しても経済は良くならない。今の状況が当たり前だと思うしかない」と急速な経済発展を遂げたのは過去のものとし「借金だらけの国家財政。それだけに国民への説明が必要だ。情報公開こそ大事。力を出して何とか良くなるよう頑張りたい」と述べた。高橋司大曲市長は「市町村合併は大曲市も含め周辺8市町村で合併できると思っている。平成17年4月まで間に合わなければ何にもならない」などと市町村合併に全力を注ぐ姿勢を示した。さらに金田勝年参院議員があいさつし、栗林次美県議のかんぱいで新春の宴は幕を開けた。