「今日は110番の日です」

大曲警察署、駅前で街頭キャンペーン(1月10日・金)

 チラシを配布する女性警察官「お早うございます。今日は110番の日です」。10日朝、JR大曲駅前に女性警察官の柔らかい声が響いた。通勤・通学で賑わう朝の駅前で事件・事故の緊急ダイヤル「110番」の正しい利用の仕方をPRしようと、渡辺孝雄署長ら警察官11人が街頭に出てチラシを配った。

 同署によると昨年一年間の110番通報受理件数は4319件あった。しかし、いたずらや無言電話が1574件もあった。ほかに試験通話などもあり、実際の受理は2257件だった。その内訳は11月末現在で交通事故が743件、各種照会415件、犯罪情報369件、刑事事件114件だった。無言電話は孤独な生活をしている人が「誰かの声」を聞きたいの一心で掛けてくる例もあり、緊急時の電話だけにその対応に悩んでいる。

 110番通報の注意事項などを書いたチラシとティッシュペーパーは300枚ほど用意したが、通勤・通学で賑わう朝だけに30分ほどでさばけた。

 110番通報は秋田市の県警本部通信指令室で受理するため事件・事故の発生場所を伝える際は、地元の通称名ではなく正式な名称で答えてほしいと県警。耳や言葉の不自由な人のための110番専用ファックスもある。ファックスは018─823─1110へ。また相談事は♯9110へ。