県議選大曲選挙区

大曲市議会、大坂議長擁立へ

21人の議員が意見交換、本人は回答を保留(1月24日・金)

 大曲市議会の山本三治郎氏(新成会)と高橋敏英氏(政風会)は24日午後3時過ぎ、本紙と会見し「今春4月の県議選に議会代表として大坂義徳議長(58)に出馬してもらうよう要請した」と議会の動きを明らかにした。大坂議長はこの擁立に対して「考えさせてもらいたい」と回答を保留した。

 議員の意見交換会を開いて話し合ったもので、共産党の佐藤文子氏、それに渡部英治氏(市民・公明クラブ)、葬儀で欠席した高松昭一(社会クラブ)の3人を除く21人全員が出席。栗林次美県議(54)が19日に開いた後援会の新年会で、4月の県議選には出馬せず、今秋の市長選に立候補する考えを表明したことから、その空席をどうするかで話し合った。議会によると共産党を除く全会派が一堂に集まったのは過去に例がない。

 県議選大曲選挙区の定数は2。栗林氏が出馬を見合わせることで、県議選の立候補予定者は自民党の現職で5期目を目指す辻久男氏(64)だけとなった。ほかに渡部英治市議(53)=田町=の出馬の公算も大きくなっているが、渡部氏が立候補することになっても無投票の可能性が大きい。県議選は前回(1999年4月)も無投票だった。

 議会としては「2回続けての無投票は何とか避けたい」との意向が強く、22日にあった新春農業講演会の後の懇親会の席上、たまたま出席した20人の議員の間で「議会から渡部氏以外の候補者を擁立すべきだ」と意見が一致。会派を超えた話し合いの場を設けようと24日午後1時から意見交換会を開いた。

 その結果、「集まった議員の総意として自民党という殻に入らず、議会代表として出てもらうには大坂議長が一番の適任者と意見が一致した」と山本、高橋の両氏。「県議選まで残り時間はわずかだが、大坂議長が出ると決断すれば議会としては会派を超えて応援したい」と話す。

 大坂議長は1987年4月の市議選で初当選。現在4期目。前回の市議選では自民党公認で出馬し、1340票を獲得している。地盤は藤木地区。