洋ランが楽しめます

県立農業科学館

熱帯温室は華麗な洋ランでいっぱい(1月29日・水)

 華麗な洋ラン外は吹雪─。だから花の話題をお届けします。大曲市内小友の県立農業科学館の熱帯温室で「HANAフェスタ」が開かれている。「初春の洋ラン展」でデンドロビウムやカトレア、胡蝶蘭など約180種類の洋ランが楽しめる。

 洋ランの古里、南米や東南アジアでは木や地面、岩にくっついて花が生育しているという。だから今回は一部の花をその自然に近い状態で展示している。ガジュマルの木やベンジャミンなどの木の上に展示したものある。足元の花だけでなく、木の上を見上げて花を探してもらいたい。珍しいのでは紫と白の斑点模様をした「バンダ」。これはむき出しになった根が観られるようにとつり下げて展示している。寒さに弱い花で最低でも15度以上の気温を保たないと咲けない。温室だからこそ観られる花だ。

 棚には60鉢の洋ランが展示されている。洋ランはほとんど品種改良された花だが、洋ランの原種「シクノチェス」という花も観られる。原種だから美しさにはやや劣るが、園芸店では手に入らない、同科学館だからこそ観られる珍しい花だ。デンドロキラムという香水のような甘い香りが楽しめる花もある。カトレアの花でも交配によって作られた花が多く、ブクソレオカトレア、レリオカトリア、マイカイアユミなど華麗な花もある。雪のように真っ白な花びらに紫色の花びらが混ざった妖艶(ようえん)な花も。

 同科学館では「180種類もの花。しかも、温度管理、肥料もみんな花の性質によって違うので育てるのは大変だが、多くのお客さんに洋ランの魅力を楽しんでもらいたいと努力した」と話す。洋ラン展は2月9日まで。いかがです。外は雪で真っ白。だからこそ花の色を求めて農業科学館に足を運ぶのは─。
 
紫と白の斑点模様があやしいバンダ 香りは香水のように甘い