79人から158句の投句
特選は佐々木さん(福見町)ら3人(1月31日・金)
大曲市の新春市民俳句大会はこのほど大曲仙北広域交流センターで開かれ、79人から158句の投句があった。講師として市文化財保護審議会の冨樫公一郎会長が選句。また参加者による互選、幹事共選句を行った。入選は次の通り。
【講師選】
◇特選
百歳の父の手ぬくし屠蘇を酌む 佐々木徳子(福見町)
声上げて子等年玉を数えおり 京野 幸子(福見町)
手付かずの日々に夢ある初暦 伊藤 節子(栄 町)
◇秀逸
ざら紙の選句紙匂う松圃忌 渡辺 富雄(丸子町)
枝の栗鼠犒ふ如し初登山 後藤 栄子(大花町)
はらからの御慶を交す耳寄する 黒澤 茂(花館中町)
初市に売れ残りたる鯉ひそと 澤田 草光(藤 木)
天窓の光も浴びし初湯かな 加藤 昭子(内小友)
◇佳作
昨年今年独りの音をたてて棲む 田口 かつ(金谷町)
初日の出賜わる余生確と受く 冨樫 よし(栄 町)
介護椅子ごと入る初湯かな 高橋 キミ(福見町)
古四王の松より高くどんどの火 鎌田 重光(藤 木)
初刷りのどかっと新聞届きけり 伊藤登喜子(藤 木)
四日かな見舞ふ師美しく老いえたり 平野花房(丸子町)
画家の友逝きえ遺作の賀状来し 櫻田北投石(田 町)
蛭川の杜を翔ちたる初鴉 高階 参草(飯 田)
曲屋の土間の清しき大旦 進藤 芽風(上栄町)
ヨチヨチとあるいてころんで笑初め 佐々木トモヱ(須和町)
【互選高点句】
手付かずの日々に夢ある初暦 伊藤 節子(栄 町)
太き筆海まで吸う初硯 小山 洋一(藤 木)
昨年今年独りの音をたてて棲む 田口 かつ(金谷町)
初日の出賜る余生確と受く 冨樫 よし(栄 町)
古四王の松より高くどんどの火 鎌田 重光(藤 木)
捨て難き晩学の夢去年今年 佐藤とみえ(内小友)
除夜の鐘しかとねじ巻く古時計 三浦 幸蔵(佐野町)
影と云ふ美しきもの初御空 佐藤 清実(田 町)
ブリコ噛むふるさとの海年明くる 渡辺 富雄(丸子町)
掃き終へし観音堂の淑気かな 澤田 草光(藤 木)
【幹事共選句】
百歳の父の手ぬくし屠蘇を酌む 佐々木徳子(福見町)
抱負より遺書めきてくる初日記 原 一啓(須和町)
昨年今年独りの音をたてて棲む 田口 かつ(金谷町)
古四王の松より高くどんどの火 鎌田 重光(藤 木)
影と云ふ美しきもの初御空 佐藤 清実(田 町)
初仕事おえて手足に感謝する 打川 英子(内小友)
天窓の光も浴びし初湯かな 加藤 昭子(内小友)
手付かずの日々に夢ある初暦 伊藤 節子(栄 町)