大曲市消防訓練大会

秒タイムを競う小型ポンプ操法

消防団魂の見せ所と全力疾走で放水(7月5日・土)

 「放水、始め!」。消防団員がその放水技術を競う大曲市消防訓練大会が5日、雄物川河川運動公園で開かれた。第1分団から8分団までの312人の消防団が小型ポンプ操法と規律訓練を実施したもので、団員たちは消防魂の見せ所と日ごろの訓練の成果を必死に競い合った。団員としての礼式を重んじ、団員相互の敬愛と団結で士気の高揚を図り、市民の信頼感を深めようと毎年、行っている訓練大会。高橋司市長はじめ同市選出の県議、市議団ら多くの来賓も招かれて訓練を見守った。

 小型ポンプ操法は4人一組となって「操作始め」「良し」の掛け声からポンプを起動させ、3本のホースをつなぎ合わせて63メートル離れた的に向かって放水し、的を倒すまでの時間や団員の動きの機敏さ、規律ある姿勢を審査するもの。的が倒れるまでの基準タイムは45秒。

 秒タイムが争われだけに団員たちは2週間、一日も欠かさず厳しい訓練を重ねてきた。指揮者の「操作始め」の号令を受けて団員が「良し!」と応えた瞬間から競技は始まり、ホースを肩に目標に向かって全力疾走。エンジンが始動し「放水始め」の号令、的に向かってノズルを握る団員。基準タイムこそオーバーしたが、訓練が行き届いたキビキビとした動作には見守る団員たちからも、応援に駆けつけた家族からも盛んな拍手が上がっていた。

 一方の規律訓練は指揮者を含め21人のチームの規律ある姿勢や動作を競うもの。指揮者の「気をつけー」「前へー進め!」「右向け右!」などの号令に基づき、20人の隊員が一列横隊となって前進し、整列する。足音も高く前進、整列を繰り返す呼吸のあった団員たちの機敏な動きは火災時など非常時には欠かせない。規律ある行動こそ消防団の要と団員たちは気を引き締めていた。

 競技の結果は次の通りで、小型ポンプ操法、規律訓練の優勝チームは25日、同会場で開かれる郡大会に出場する。

 ◇総合の部▽1位=第5分団(館前地区)▽2位=第2分団(丸子町地区)▽3位=第1分団(小貫地区)
 ◇小型ポンプ操法▽1位=第2分団(丸子町地区)▽2位=第5分団(館前地区)▽3位=第1分団(小貫地区)
 ◇規律訓練▽1位=第5分団(館前地区)▽2位=第4分団(上谷地地区)▽3位=第2分団(丸子町地区)