仙北郡町村議会議員大会

神岡町農村環境改善センターで開催

真木ダム早期着工、角館六郷線の整備などを大会決議(7月8日・火)

 仙北郡町村議会議員大会が8日午後1時半から神岡町の農村環境改善センターで開かれた。郡内13町村の議会議員230人と県知事代理として県仙北地域振興局長、大曲市仙北郡選出の県議、13カ町村の町村長、大曲市議会議長ら来賓を含め約300人が参列。議事に入って▽国道46号角館バイパスの早期完成と生保内〜神代間の迂回路の整備▽真木ダムの早期着工及び水道事業の推進▽雄物川中流改修の促進▽主要地方道角館六郷線の整備▽国道105号の地域高規格道路調査区間への格上げを大会決議した。

 国道46号角館バイパス及び生保内〜神代間の迂回路整備については仙北北部地区議会の提出で、角館バイパスは現在、事業着工中だが、事業費の確保を図り、早期完成を求めている。また田沢湖町の生保内〜神代間について、緊急時の迂回路がないため、そのルートの検討と早期整備を要望している。同時に仙岩トンネル内の事故発生時には、長時間にわたって通行止めとなり、大渋滞が発生。迅速な事故処理と通行の確保に万全を期すよう要望している。

 太田町の真木ダムは仙北東部地区議会の提出。同地域では水道水の大半を地下水に頼っているが、毎年のように渇水に悩まされているうえ、その地下水の汚染も進み、住民の健康への影響が心配されているとして、安全で安定した生活用水の供給を行うためにも早期着工を切望するとしている。

 雄物川中流改修の促進は仙北西部地区議会の提出。西仙北町強首の輪中堤や平成20年度完成に向けて協和町・西仙北町にまたがる延長10キロの新規築堤に着手する事業が進められているが、まだ雄物川中流地区は無堤距離が長く、昨年8月12日の集中豪雨では協和町・西仙北町で50ヘクタール以上の田畑が冠水するなど地域住民の不安は計り知れないと連続堤防整備を要望している。

 県道角館六郷線の整備は仙北南部地区議会の提出。高速交通体系の整備に伴い、岩手、青森県へのアクセス道として利便性の高い路線だが、トラック・バスなどが交差できない場所や歩道が設置されてないカ所もあり、時代に即応した交通基盤整備こそ急務だと整備を求めている。

 国道105号の地域高規格道路調査区間への格上げは仙北郡町村議会議長会の提出。県南と県北を結ぶ国道105号は平成10年6月に大曲・鷹巣間120キロが地域高規格道路の候補路線として指定されたが、沿線には豊富な観光資源があり、秋田県の観光拠点として観光客を誘致できるルートとして調査区間への格上げと整備改善の早期実現を要望している。

 大会では自治功労者表彰の後、佐藤清吉議長会会長(南外村)が「仙北郡内の市町村合併は大詰めを迎えた。地方分権の推進、地方自治の確立、行財政改革が叫ばれて久しく、足腰の強い自治体が求められている中、逼(ひっ)迫した財政、交付税の見直しなど市町村を取り巻く諸情勢から判断すると合併はやむを得ないとそれぞれの立場から判断した。地域住民のより大きな幸せのため議会としても真剣に取り組み、全力を尽くしたい」とあいさつ。続いて今野正彬神岡町長が「市町村合併は最大の重要課題だが、議会共々歩調を合わせこの難局を切り抜けたい」と歓迎の言葉を述べた。そして県知事代理として鈴木峰晴仙北地方振興局長ら来賓が祝辞を述べて議事に入った。

 大会終了後、仙北組合総合病院の小野地章一院長が「ボケずに長生きする方法」と題して講演した。

 表彰者は次の通り。
  ◇感謝状贈呈▽門脇兵一(西木村前議長)、田口勝次(角館町前議長)
 ◇自治功労▽佐々木順吉(六郷町議長)・議長として4年以上在職▽佐々木圭一(南外村議員)・議員として10年以上在職