高野元助役、後援会事務所開き
多彩な顔ぶれ200人=子や孫に誇れるまちづくりをと抱負(7月13日・日)
任期満了(9月28日告示、10月5日投・開票)に伴う大曲市長選に立候補を表明している元助役の高野昭次氏(54)=中通町=の後援会事務所開きが13日午前10時半から通町のサンロードビルで行われた。村岡兼造衆院議員の秘書、市議会保守系最大会派の新成会12人の議員、建設、商工業経営者、市役所OBら各界から多彩な顔ぶれ約200人が参列して神事で必勝を祈願した。
高野氏は3月20日に助役を辞職し、市長選への出馬表明をした。「みなさんと共につくります健康都市おおまがり」をスローガンに統一地方選の終わった5月から本格的なあいさつ回りを開始し、これまで藤木、角間川町を除く全地域への顔出しはほぼ済ませた。6月28日には自民党大曲支部の推薦を取り付けたほか、建設、商工業など60団体を超える事業所から推薦状が届けられている。
高野氏と同郷で、後援会長を引き受けた医師の中島規道氏は「事務所開きも終わっていよいよ本格的に(選挙戦)が始まる。周辺7町村と合併するためのカジ取りの難しい時期だが、こういう時こそ最も安心して市政を任せられるのは高野さんだ。大部分の市議、市役所OB、そして周辺町村の議員も高野さんでなければだめだとこの会場に来てくれた」と応援に駆けつけた多彩な顔ぶれを喜び、「この恵まれた地を心ゆたかに生き生きとした健康都市おおまがりを目指したいと言う高野さんを男にし、市長にしてもらいたい」と檄を飛ばした。
続いて自民党大曲支部長の辻久男県議に代わって同支部幹事長の大坂義徳前市議会議長が「将来の地方自治を担う新市スタートへのカジ取りを目指す重要な選挙だ。我々も協議の結果、高野さんの推薦を満場一致で決めた。多くの市民の支持を得られるよう頑張りたい」と激励。高野氏の出身地である今野正彬神岡町長もマイクを握って「温厚、実直でその政治的感覚、豊富な識見、行動力は皆さんもお分かりの通りと思う。行政の最大の課題は市町村合併であり、法定協議会では新市に向かって話し合いが進んでいる。今度の市長選は郡内の町村にとっても重要な選挙であり、一致団結して高野さんを当選させてもらいたい」とエールを飛ばした。仲村力夫議長、前県農協五連会長の小松正一元県議らの応援のあいさつもあった。
これを受けてあいさつに立った高野氏は「少子高齢化をはじめ産業振興と雇用の問題、健康福祉、教育文化、生活環境など地方自治は市民生活の善し悪しに直結する問題から、市町村合併という大変、大きな構造改革まで幅広く対応していかなければならない。現実の市民生活をしっかりと見据えながら、市民の声に耳を傾け、具体的に対応する行政にその真価を求め、4月から行動してきた。市町村合併は犠牲も伴うが、関係市町村の住民の最大限の幸福を願い、方向を間違うことなく成就させたい。そして大曲市が内外から信頼され、評価されるまちづくり、合併後もしっかりとしたリーダーシップを発揮できるまちづくり、子や孫に誇れるまちづくりを皆さまと共に築きたい」と述べ、「この事務所を拠点に秋本番に向かって全力を尽くして頑張る」と決意表明した。
高野氏は今度の市長選に向けて農畜産物の商品化、世界へ花火のブランド化、自然をいかした観光の推進、IT・情報産業の活用など「大曲仙北ブランドの構築」、健やかな子育てのまち、豊かな人づくりと教育の充実、医療と長寿社会への対応など「たくましい人づくり」、若者の定住と雇用対策、高齢者・障害者福祉の支援、男女共同参画、市役所のサービス機関としての自覚など「やさしい街づくり」の3つのキーワードを掲げ、選挙戦を戦い抜こうとしている。
今度の市長選には栗林次美元県議(55)=栄町=と4年前の市長選で高橋司市長(74)と一騎討ちした会社役員・石塚柏氏(55)=泉町=も精力的に動き出している。
高野氏は横手高校、専修大学経済学部卒。1972年4月、大曲市入りし、総務部市長公室長補佐、同主幹、同室長、総務部企画調整課長兼大曲駅周辺総合整備対策室長、産業経済部長などを経て2000年8月8日に助役に就任した。