小松隆明町長、無投票3選が確定(7月15日・火)
任期満了(8月10日)に伴う西仙北町の町長選は15日告示され、同日午後5時に立候補の届け出が締め切られた結果、現職で3選を目指す小松隆明町長(55)=同町刈和野字愛宕下・無所属=以外に立候補者はなく、小松氏の無投票当選が確定した。選挙カーに乗って全町内をあいさつ回りしていた小松町長は午後4時50分に大町通りに構えた選挙事務所に戻った。出迎えた仙北郡内の町村長や支持者約100人を前に「全町内をくまなく回ってあいさつし、いろんな人と握手することができた。ウイークディーと言うこともあって若い人は少なく、お年寄りの方が多かったが、その方たちから『何とか助けてくれ』と言われて胸が痛んだ。老後に不安を感じている人がたくさんいる。また回ってみて道路の傷みもひどいと実感した。お年寄りがもっと安心して暮らせる町づくり、そして町道の整備は市町村合併前にやらなければならないと感じた」などと報告した。
さらにみ「残された任期は平成17年3月までと短いが、市町村合併に持ち込む抽象的な問題、町民の要望が強いものは合併前に片づけたい」と決意を述べた。ダルマへ目を入れた後、高貝久遠太田町長は「午後5時を持って見事、当選が決まった。公約通り温もりのある優しい元気な町づくりに励んでもらいたい」とねぎらい、伊藤稔仙北町長の音頭で乾杯して当選を祝った。
現職の小松町長、3選を目指して立候補
横軸の県道整備を課題に決意表明=夕方には無投票当選確定(7月15日・火)
任期満了(8月10日)に伴う西仙北町の町長選は15日告示された。町長選には現職で3選を目指す小松隆明町長(55)=同町刈和野字愛宕下・無所属=が午前8時半の受け付けと同時に立候補を届け出、小松氏以外に対立候補の動きがないため、午後5時の締め切りと同時に小松氏の無投票当選が確定する公算が大きい。
大町通りに選挙事務所を構えた小松陣営では午前8時半から出陣式を挙行。大曲選挙区選出の辻久男、渡部英治両県議、仙北郡選挙区選出の安杖正義、原盛一、佐々木長秀の3県議、栗林次美元県議、そして仙北郡内13町村の首長らが神事で必勝を祈願した。沿道では約300人の支持者らが見守った。
ダルマへの目入り、鏡開きを行った後、元農林省職員の宮原萬芳後援会長がマイクを握って「この3回目の選挙で町の懸案を解決し、市町村合併をスムーズに進行させたいとの決意を小松町長からは聞いている。その目的達成のためご支持を願いたい」と訴えた。続いて佐々木昌志議長が「平成7年の初当選以来、小松町長は積極的に各種事業を進め、町の発展に尽くしてきた。その手腕、力量は町民等しく認めている。17年3月を目指しての市町村合併もその総締めくくりとして力量を発揮してもらいたい」と激励した。
そして地元選出の佐々木県議が「刈和野バイパス、雄物川中流改修、役場庁舎新築、ユメリア、学校改築、インターチェンジの開通、道路整備など県内でもトップクラスの元気な町づくりをしてきた。小松町長の企画から行動力は町民の誇りだ」と評価し、「古里発展のためこれからも貢献してもらいたい」と励ました。
安杖県議、今野正彬神岡町長、田口宏暢南外村長の激励の後、マイクを握った小松町長は「平成7年の選挙戦では三つ巴の戦いを乗り越えて、町長に就任させてもらった。行政は素人だが、古里を愛する気持ちと志でこの地域の発展、住民の生活向上を目指して一生懸命取り組んできた。議会や町民、多くの方々の支援、指導でこの8年間、思い切りやってこれたので、町民に約束したことはほぼ実現した。まだ残された課題はあるが、残された任期は1年8カ月であり、一つでも多くの課題を仕上げたい」と抱負を述べ、持論である「町を走っている国道13号の縦軸はわずか2.8キロしかないが、主要地方道の県道本荘・西仙北・角館線の横軸はその10倍以上の距離がある。この横軸の整備によって強首、刈和野、土川との点と点が線になり面となる。今後はその横軸整備に頑張りたい」と強調。そして「若い人がこの町に喜んで住んでもらえる町にしなければならない。若い人が住むことで少子高齢化も緩和される」と議会、町民一体となって力を合わせ、地域の発展につなげたいと協力を呼びかけた。
沿道に立ち尽くした支持者らと握手を交わし、午前9時55分、選挙カーに乗り込んで遊説へと向かった。
小松町長は1947年8月23日生まれ。横手高校から神奈川県小田原市相洋学園高校卒。横浜市の材木問屋に勤務後、父の経営する三光製材所に入社。81年、同社代表取締役に就任。88年、町議初当選して2期目途中の95年8月の町長選に出馬、初当選。雄物川中流改修促進期成同盟会長などの公職に就いている。