大曲の花火

8月23日に雄物川河川敷会場に開催

大会提供は「LOVE&PEACE─天使たちのメッセージ」(7月15日・火)

 大曲市が世界に誇る「第77回全国花火競技大会『大曲の花火』」は8月23日、大曲橋(通称・金谷橋)下流の雄物川河川敷で行われる。大曲市と大曲商工会議所、市観光物産協会の主催で、その開催要綱が発表された。呼び物の大会提供花火は「LOVE&PEACE─天使たちのメッセージ」と決まった。花火を通じて「愛と平和に満ちた世界を届けたい」と花火部会企画部。全国から選りすぐりされて参加する花火業者は事故などのトラブルから3業者が自粛したため、27業者となった。大会提供花火を含めこの日、打ち上げられる花火は1万5000発にも上る。

 昼花火は午後5時開始し、夜花火は午後6時50分の開始となる。昼花火は5号玉(5寸)5発の割物か煙竜で芸術性を競う。夜花火は割物10号(尺玉)で、課題玉1発(割物芯入りで八重芯以上のもの)と自由玉1発(千輪菊、冠菊、小割模様その他創造的なもの)で美を競演する。そして創造花火ではアイディアと創造性、芸術性を競う。

 大会提供の花火は午後8時40分ごろ打ち上げられる。ゴスペル調の音楽に合わせ、3部構成で1400発のスターマインが5分間にわたって夏の夜空を彩る。企画した関係者は「内容は当日まで秘密だが、世界中の人々が忘れかけている人間らしさ、優しい心を星空の天使たちが繰り広げるミュージカルと思ってもらいたい」と話す。

 夜花火の最優秀賞には内閣総理大臣賞、10号割物には中小企業庁長官賞、創造花火優勝には経済産業大臣賞、それに特別賞として文部科学大臣奨励賞も出る。

 桟敷席は8月1日午前8時半から大曲商工会議所で販売する。昨年導入した「整理券」は不評だったため廃止した。桟敷席は1升6人でA席(1万9000円)は1万6000升、B席(1万8000円)は2000升用意する。A席の桟敷には他の桟敷に入らなくてもいいように通路を設けることにした。桟敷席の販売は電話でも受け付けるが、当日、買い求めに来た客を優先する。桟敷席の問い合わせは同会議所(0187─62─1262)へ。

 大会現場の堤防は危険防止のため会場入りする時の横断だけで堤防上は歩かせない。また今年から会場へ入る観光客の混乱を避け、人の流れを分散させるため、「アップルロード」「バナナロード」「メロンロード」の3本の通路を設け、市内300カ所以上の照明付き電柱にリンゴとバナナ、メロンのマークの着いた標識看板を表示して道案内する。大曲西根方向から大曲橋を渡って会場入りする場合は、昨年同様、橋の下を通って会場に入れる。

 大会実行委員会では駐車場(有料、無料)は昨年より1500台分増やして、1万6900台分設けたが、渋滞を避けるため可能な限り臨時列車を利用してもらいたいと呼びかける。JR大曲駅では臨時列車も昨年より5本増の往復58本を運営する。

 花火大会の様子はNHK衛星第二放送で、午後7時45分から同10時まで「秋田・大曲全国花火競技大会2003」と題して生中継される。ハイビジョンでも放送される予定で、こちらは午後7時半から同10時まで。

 花火交通規制図及び駐車場など花火競技大会に関してのホームページは下記へ。

 http://www.obako.or.jp/omagari/hanabi77.htm