市内各地から170人が参加
小松田さんのハーモニカ演奏にうっとり(7月17日・木)
大曲市の「老人福祉のつどい」が16日、広域交流センターで開かれ、優良クラブ、功労者・優良役員表彰を行った後、平鹿郡大雄村の知的障害者施設「大和更生園」の小松田桂園長の「ハーモニカ演奏」を楽しんだ。市老人クラブ連合会の主催。
つどいは各地区単位の老人クラブ会員が一堂に会し、親睦や交流を通じて仲間づくりや健康の保持増進を狙いに1978年から始まり、今回で26回目を迎えた。市内各地から170人の会員が連れ立って参加した。佐藤清福祉保健部長は表彰を受けた優良クラブや功労者、優良役員へのお祝いの言葉を述べた後、「全国的に高齢化が進んでいるが、当市としても第3次高齢者保健福祉計画に基づいて高齢者福祉の向上に努めたい」と高齢者の豊富な経験や知識をベースとした協力を求めた。続いて斎藤重一会長は「社会状勢は厳しく、景気回復の兆しも見えず、改革に伴う私たちへの痛みも大きくなりそうだが、戦中戦後を体験してきた私たちだ。不況にめげず仲間同士、支え合って心ゆたかな地域社会づくりを目指そう」と呼びかけ、「転ぶな、怒るな、かぜ引くな」の3つを大事にしようと健康保持を注意した。
ハーモニカ演奏をした小松田さんは今年3月に日本ハーモニカ芸術協会から県内で4人目の準師範の資格を取得し、同協会公認の指導員。種類の違う24本ものハーモニカをバッグの中から次々と選び出して、「サクラのワルツ」や「忘れな草をあなたに」「浜辺の歌」「船頭小唄」など懐かしい歌謡曲や童謡を演奏。
合間には「ハーモニカは1827年、ドイツのネッスネルという青年が開発し、日本には明治23年(1891年)に入ってきた」とハーモニカの歴史などを説明。そして「君は心の妻だから」を演奏するとお年寄りたちは首を上下に振ってリズムに乗ったり、目を閉じてジッと聞き入っていた。
小松田さんがハーモニカを始めたのは6年前。何か趣味を持ちたいと楽器に興味を抱いたが、普通の楽器だと音が大きく近所迷惑になると考え、ハーモニカなら一人でいつでも演奏を楽しめるとハーモニカの準師範の資格を持っている横手市の大坂洋一さんに師事。さらに日本でトップクラスの演奏者と言われる厚木市の岩崎重昭師範のスクーリングを受けるなどして修行。今年、3月に試験を受けて準師範の資格を取得した。
レパートリーはクラシックから民謡、歌謡曲、童謡と幅広い。ハーモニカは半音が出ないため、演奏する時は2本から3本を重ね合わせて演奏したり、時には4本、5本と入れ換えることも。民謡「秋田長持ち唄」が演奏されると会場からは手拍子も。最後は小松田さんの演奏に合わせ、尾瀬を歌った「夏の思い出」や「故郷」を全員で合唱した。
受賞者は次の通り。
◇優良老人クラブ(市長表彰)▽健長会(花館・三浦常太郎会長)=会員44人。花館地区の地下道の清掃や道路沿いの除草、清掃、花壇の管理を年4回ほど行い、老人パワーを発揮している▽寿光会(大川西根・佐々木佐太郎会長)=会員31人。仲間づくり、声かけ運動を展開すると同時に地区内の児童館前に花壇を設置、利用する住民に安らぎを与えている。
◇功労者表彰(市長表彰)▽延寿会(大曲・高橋種司会長)▽住吉会(同・高橋富輔)▽明生会(同・渡邉易藏)▽柳松会(花館・佐々木小一会長)▽笑楽会(内小友・今野正司会長)▽長命会(藤木・山影定一会長)▽蓬菜会(四ツ屋・藤田毅靜会長)▽福寿会(同・藤原庫治会長)
◇優良役員(会長表彰)▽大曲地区=桐原光子(延寿会)、佐藤アキヱ(第二明昭会)、阿部恭(長栄会)、田口ナミ(同)、高橋春枝(桂友会)、亀田ミヱ(住吉会)、増井和子(丸子寿会)、山形正司(明生会)、田口キチ(福寿会)、高畑綾子(喜楽会)、富樫幸太郎(長生会)▽花館地区=松本清治(三杉会)、三浦石太郎(柳松会)、相川チヨ(花松会)、三浦亀治(慶長会)、三浦多市(健長会)、佐藤トミヱ(中町松寿会)▽内小友=菊地信一(山百合会)、国安一男(壮寿会)、大友シメヱ(明寿会)、伊藤義城(明朗会)、矢野権之助(共楽会)、西村多郎兵衛(中好会)▽大川西根=今野ツネヨ(大昭会)、佐々木正治(鶴寿会)、伊藤良之助(天寿会)、大友虎雄(寿生会)、五十嵐健二(寿光会)▽藤木=松本マサ(ときわ会)、久米ハツヱ(長命会)、杉山ミチ子(藤城会)、粟津徳治郎(延命会)、柴田チヨ(大保寿会)▽四ツ屋=高橋トメ(栄楽会)、戸嶋惣太郎(蓬来会)、進藤ツル(千歳会)、鈴木タケノ(白山クラブ)、佐々木葉子(高砂会)、藤井貞治(寿睦会)、小松千代治(福寿会)▽角間川=黒田イネ(永寿会)、武部デン(長寿会)