遺族連合会150人が参列
戦没者を慰霊し、平和を祈る(7月24日・木)
大曲市戦没者追悼式が24日午前11時から中央公民館で挙行された。大曲市遺族連合会(武田善一郎会長)の主催で遺族、来賓含め約150人が参列、戦争で亡くなった身内をしのんだ。
同市の戦没者は1011柱。「戦没者の霊位」は白と黄色の菊の花で飾られ、遺族らはジッとその祭壇を見守った。国歌斉唱、黙とうの後、武田会長は「あの悽愴(せいそう)苛烈を極めた大東亜戦争が終結して早くも58年の歳月が過ぎ、戦争を知らない世代が国民の大多数を占め、戦争体験の傷跡も次第に薄れつつあるが、私たちはこの平和の尊さ、ありがたさを噛みしめ、戦没された皆さまに対する哀悼の思いを新たにするものだ」と式辞を述べた。続いて高橋司市長、仲村力夫議長(代理)が追悼の言葉を述べた。高橋市長は「皆さまの尊い犠牲に報いるため、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さの認識に基づいて『恒久平和』を念じ、郷土の反映と福祉の向上を目指して、新たなまちづくりに取り組むことを誓う」と報告した。
そして参列者一人ひとりが祭壇に向かって献花した後、「みたまをたたえて」を合唱して式は終えた。参加した遺族の一人は「自分も兵役に出たが、終戦を迎えて帰ったら二人の兄が戦死したことを知った」と戦争と死は紙一重の差だったことを語った。遺族らは式終了後、それぞれの地区に集まって亡くなった身内をしのびながら懇親会を開いた。