御法川信英後援会立ち上げへ

高貝太田町長経緯報告

衆院選秋田3区からの出馬を表明(7月27日・日)

 御法川信英氏亡くなった御法川英文代議士の旧後援会幹部会が27日正午から大曲市のエンパイヤホテルで開かれ、先月30日付で解散した同後援会を故・英文氏の長男・信英氏(39)の後援会へと切り換え、立ち上げていくことを決議した。これを受けて信英氏は「皆さんの賛同があれば、次回の衆院選秋田3区から立候補させていただきたい」と出馬に向けて決意を表明した。会場は満場一致で信英氏の出馬に賛同した。

 自民党県連は秋田3区からは現職の村岡兼造氏(71)の擁立を機関決定しており、信英氏は無所属で出馬することになる。幹部会には3区全体から約200人が出席した。信英氏は明日28日午後1時から記者会見して正式に出馬表明する。

 幹部会では旧御法川英文後援会幹部として高貝久遠太田町長がこれまでの経緯を報告。高貝氏は「亡くなった英文氏は病に伏しながら、『その体では次の小選挙区から出馬するのは無理なのでもう一度、比例に回ったらと言われたが、雄平仙(雄勝・平鹿・仙北)から代議士がいなくなると言うことは政治の低下を招き、政治への声が届かなくなる。はいずり回ってでも、比例には回らず小選挙区で戦う』と決意を固めていた。しかし、晩年になってからは『後を頼む』と言われた。後を頼むと言うことは、『息子を頼む』と私は解釈した。父・御法川氏の後を継ぐチャンスはそうあるものではなく、多くの方の熱意があるうちに出馬を決断すべきだと信英氏には話した。皆さんの寛大な心で信英氏の出馬を理解してもらいたい」と支持を訴えた。出席者は拍手でこれを歓迎した。

 高貝町長は信英氏を支持することについて「亡くなった御法川氏とは古い付き合いだ。私も自民党員。その自民党だって中央では必ずしも一枚岩ではない。党が決めたことだからとそれに流されていくのではなく、競争することで政治は良くなる。それが民主主義だと思う」と話した。

 27日の幹部会幹部会には高貝町長のほかに仙北郡から2人の町長の出席もあった。また自民党の県議で、雄勝郡選挙区選出の大関衛氏の出席もあった。亡くなった御法川氏と村岡氏は小選挙区制となってからの過去2回の選挙ではコスタリカ方式を取って、村岡氏が小選挙区から出馬、御法川氏は比例に回っていた。そして今度の衆院選からは御法川氏が小選挙区から出馬することになっていた。しかし、4月24日に亡くなったため自民党秋田県連は6月22日に開いた党大会で秋田3区からは現職の村岡氏を自民党公認で擁立することで機関決定している。

 この日の幹部会に出席した大関県議は「党規違反にはならないので出席した。旧御法川英文後援会の解散式であり、元秘書としてお世話になったあいさつだ。自民党は村岡氏の擁立を機関決定しており、英文氏への私の支持は限られてくる」と話した。

 御法川信英氏は横手高校から、1987年、慶応大学法学部卒。秋田銀行入行後、90年から父・英文氏の私設秘書。97年、アメリカ・コロンビア大学大学院に入学し、99年卒業。同時に英文氏の公設秘書として今年4月まで勤務した。