衆院選では自民党籍を離脱

御法川信英氏、記者会見

農業振興と世代交代を柱に選挙戦へ(7月28日・月)

 衆院選秋田3区からの出馬表明をした故・御法川英文代議士の長男・信英氏(39)は28日午後1時から大曲市のエンパイヤホテルで記者会見、「自民党への愛着は人一倍あるが、無所属で立候補する以上、党に迷惑を掛けられないので党は離れさせてもらう」と党籍離脱の決意で選挙戦に臨む決意を述べた。そして「政策発表は昨日の今日であり、時間がなく答えられないが、父の意志を継ぐのであり、この地域の農業をどうやって振興していくかを私の政策の中心に据えたい。福祉、雇用、教育など問題は出尽くしているが、選挙区の皆さんにできるだけ早く何を優先順位とするか具体的な問題を考えたい」とも述べた。さらに「政治の道を志して選挙に出ようとする限り、世の中を良くしたい、変えて行きたいとの気持ちだ。世代交代もその一つとして訴えたい大きな柱になる」と3区で対決することになる自民党の村岡兼造代議士(71)を強く意識した答弁も出た。

 信英氏は「6月29日の父の葬儀の場で、喪主として『政治の道に進みたい』とあいさつした。政治の道と言ってもいろいろあり、どういう形がいいか後援会、地域の人たちを回って助言、励ましを受けたが、父亡き後のこの3区、特に大票田である雄平仙から国政につながる人が一人もいなくなるのはどういう事かと言われ、頑張れと励ましを受け、私も頑張らなければいけないと決意した」と経緯を語った。

 民主党の推薦を受ける考えはあるのかの質問に対しては「昨日の今日であり、具体的な政党推薦とか、応援の話は何もない。無所属で出るので、できるだけ多くの支持者の応援を得て次の衆院選を戦わなければならないので、オープンな考えで取り組みたい」と述べた。

 そして村岡氏が、亡くなった父・英文氏に代わって秋田3区の支部長として次の衆院選に自民党公認で出馬することになったことに関しては「党県連とも話を伺い、村岡先生とも6月1日にお会いして、3区の支部長をどうするかの話となった。支部長は原則として現職の国会議員だと県連からも言われた。最終的に22日の党大会で村岡氏を擁立することを党で機関決定したとの報告はいただいた」と答えるにとどまった。

 さらに世襲制については「政界には二世、三世の政治家が非常に多く、批判もある。政治家の息子だからやるとかやれとか、それだけ見ると批判されても仕方ないと思う。ただ最終的に選挙を通して、信を問うて選ばれるのが議員であり、個人個人の能力、資質が問われる。二世だからだめとか一世だからいいとかの話ではない」と答えた。