ごみゼロあきた推進会議
親子でガラスびんの再利用や生ごみの堆肥利用を学ぶ(7月29日・火)
大曲仙北地域ごみゼロあきた推進会議(事務局・大曲保健所)主催の「親子リサイクル探検隊」が28、29の両日、23組の親子が参加して行われた。夏休みに大曲仙北地方で行われている「廃棄物のリサイクル」現場を親子で探検し、今後の循環型社会構築の担い手となる子供たちに勉強してもらいたいと企画した。家庭から集められた色つきガラスびんはどうなるのか。食べ残しの生ごみはどうするのが一番いいかを探検、最後は家庭から集められたペットボトルを利用してロケットを飛ばす実験が行われた。
事務局の大曲保健所で大曲市仙北郡内の小学校49校の4年生から6年生を対象に20組の親子を募集した結果、31組の応募があり、抽選で23組とした。
両日とも同じコースで同保健所からバスに乗って西仙北町北野目の秋田環境開発機構株式会社が経営するガラスびんリサイクル工場へ。ここでは家庭から集められた色つきガラスびんを機械で細かく砕いて、秋田空港の入り口などに使われているカラー舗装用の路盤材へとリサイクルしている。また砂状に細かく砕いたものを12色のカラーにし、グラスアート商品として県教育用品株式会社を通じて販売している。
工場に入った親子はガラスびんが機械で細かく砕かれ、路盤材として再利用されている説明を興味深そうに聞いたりメモしていた。そしてペンギンや梅の木にとまったウグイスやバラの花などを黒い線で縁取りした絵に筆でボンドを塗り、砂状となったガラスの粉末をサラサラとまいて、色付けした。お腹は黄色、背中は水色のペンギンとなったり、お腹は灰色、背中は赤や黄色、緑の3色のカラフルにおしゃれしたペンギンの絵も誕生していた。
グラスアートを終えた後は田沢湖町の「たざわこ芸術村」へ移動。昼食の後、同村で取り組んでいる「EMぼかし(有用微生物)」を使って大量に出る生ごみを発酵させて、堆肥として循環させているのを見学した。ここではお母さんたちが生ごみの再利用に強く関心を寄せていた。
そして仙北町へ移動。町ふれあい文化センターでペットボトルを利用したロケットづくりに挑戦。水と空気を燃料にペットボトルを飛ばすもので、ペットボトルに自転車の空気入れで空気を送り、その空圧で水を噴射させロケットとして飛ばすもの。ビューンと100メートルもの高さに飛んでいくペットボトルのロケットに子供たちは大喜びだった。
リサイクル探検隊を企画した同保健所では「ごみゼロ社会を推進するには発生の抑制と再使用、再生利用が不可欠。地域住民が日常生活を通じて、廃棄物の減量化・リサイクル活動を率先して実施することが大切で、そのためにも次代を担う子供たちが親子で学び、そうした意識を育てていくのが大事だ」と話す。同行した大曲保健所の田中公児環境公害班長らは「楽しみながら循環型社会とはどんなことかを勉強してもらいたかったが、みんな喜んでもらえて良かった」と子供たちを世話していた。