菜果真(なかま)オープン
大曲市田町=新鮮で安全な野菜が好評(6月1日・日)
大曲市内の農家の主婦たちが運営する田町の直売所「菜果真(なかま)」が1日午前8時からオープンした。菜果真は消費者に自分たちの農業の素晴らしさを伝え、安全で新鮮な旬の味を届け、農村女性としての起業を目指そうとの趣旨に賛同した市内の農家の主婦17人で結成した直売組織。11月上旬までの季節販売所で、今年で7年目を迎えた。
会長の山田アイ子さんの夫が所有する田町の土地を借用して66平方メートルのビニールハウスの販売所を設け、会員が持ち寄ってくる菓子や惣菜、漬け物、野菜、果物、花、山菜などを直売するもの。朝に採れたばかりの新鮮な野菜の販売だけに消費者も「作った人たちの顔が見られ、安全で安心な買い物ができる」と喜んでいる。
午前7時50分のオープニングで山田会長は買い物客を前に「家族の理解、そしてJA秋田おばこや行政の協力で『菜果真』も7年目を迎えた。7年前と同じ初心に戻って新鮮で安心して食べられるものを販売したい」とあいさつ。オープンと同時に買い物客がドッとハウス内に飛び込み、ニラやカリフラワー、キュウリなどの野菜、リンゴ、漬け物、手作りの菓子などを買い込んでいた。商品の一つひとつには会員の名前と住所、電話番号まで書いた値札が付けられてあって買い物客は「真心が伝わってくるようだ」と目を細めていた。
この日は初日とあってビニールハウスの外に張ったテントでは買い物客にお茶や赤飯、それに花の苗のサービスも。農家の主婦たちは顔なじみとなった買い物客と「今年もよろしくお願いします」と嬉しそうにあいさつを交わしていた。菜果真では「おたのしみボックス」としてトマトやキュウリ、ピーマン、サトウキビ、枝豆など季節の野菜を詰め合わせて東京や大阪など県外に住んでいる親類や子どもに直送するセールスの受け付けも始めた。送料込みで3000円。
山田会長は「今年から私たち農家も循環型農業を目指して、買い物客が生ごみを持ってきてくれたらそれを回収して、野菜や花作りの堆肥として使うことにした」と新しい試みに取り組む決意も述べていた。直売所は毎週月曜日休みで午前8時から正午まで。おたのしみボックスなどの問い合わせは0187─62─2840(山田さん)へ。