大曲市角間川小5年生
「泥に足を取られた」と悪戦苦闘(6月2日・月)
大曲市角間川小学校(子野日洋校長・児童数114人)の5年生22人は2日午前9時から米作りを学ぼうと学校から1キロほど離れた田んぼで田植えした。植えたのは餅コメで、秋には収穫祭を開いて餅つきを楽しむ。
5年生になると「日本の稲作」という授業があり、「田んぼは米作りのためだけの場所ではなく、雨水を一時的にたくわえ、土が流れるのを防ぐ働きもする」などを学ぶ。同校では教科書で学ぶだけでなく、実際に田植えから稲刈りまで体験させようと毎年、この時期に田植えをさせている。田んぼは同町稲荷の野本孝之助さん(69)から借りた。面積は1アールほど。野本さんは子どもたちを前に「米作りは88回の手間がかかると昔から言われている。コメは水で育つから雨の多い日本にふさわしい。餅コメは神さまにお供えするために作る。秋になったら皆で稲刈りをして餅をついて食べよう」とお米の話を聞かせながら、田植え用の型取りをした。
長靴をはいて田んぼに入った子どもたちは泥の中に沈んだ足が抜けず「泥に足を取られた」と悪戦苦闘。最後は裸足で田植えしていた。餅コメは今、植えている農家が少なく、保護者らがあちこちに問い合わせてやっと集めたという。