わらび座の「アテルイ」大曲公演

アテルイの子に南幼稚園児

舞台での活躍を期待したいと南幼稚園(6月4日・水)

 田沢湖町に本部を置く劇団「わらび座」のミュージカル「〜北の燿星〜アテルイ」公演が12日、大曲市民会館で行われる。アテルイはわらび座創立50周年記念作品として、「わらび劇場」で1年間のロングランを終えてから全国巡演の旅に出ている。大曲公演では主人公・アテルイと佳奈の子ども役として大曲市立南幼稚園児が出演することになった。

 公演は市文化事業協会主催の学校芸術鑑賞として12日午前9時半からと午後1時半の2回で、市内中学生を対象に行う。一般(3階席・1500円)も入場できる。

 アテルイは大和朝廷と蝦夷(えみし)との戦いを舞台化したもので、岩手県胆沢地方に実在した人物。

 アテルイと佳奈の子「星丸」は、わらび劇場での公演では座員の子どもが演じたが、全国公演となってからは公演先の子どもに登場してもらっているという。今回も幼稚園児か保育園児の出演を願いたいとわらび座で市民会館に要請。同会館から南幼稚園に照会があり、座員が保護者と直接会って出演してもらうことになった。園児は5歳。登場するのは幼なじみの坂野上田村麻呂との戦いでアテルイが処刑された後、アテルイの子「星丸」を抱いて田村麻呂が号泣する場面。短いがセリフもあり、演技は座員が指導する。南幼稚園の黒澤明夫園長は「園児が舞台でどんな演技を見せるか楽しみだ」と活躍を期待している。