市郡内8校400人
出会い系サイトへの注意も標語で呼びかけ(6月6日・金)
大曲市で6日午前10時から高校生による「交通安全パレード」が行われた。高校生の交通安全意識の高揚と地域住民の交通安全への関心を高めてもらおうと毎年、高校総合体育大会の開催地で行っている。パレードには大曲市仙北郡内8高校の高校生約400人が参加。駅前の「ねむのき公園」で出発式を行った。
出発式で大曲仙北地域生徒指導研究推進協議会の伊藤一郎角館南高校長は「交通事故で県内では毎年100人前後の人が亡くなり、6000人前後のけが人が出ている。6000人ということは西木村や神岡町の人口に匹敵する数だ。この数字を見ても交通安全の認識を高めなければならない。しかし、残念ながら高校生の交通安全に対する行動はりっぱでない。自転車の二人乗り、無灯火運転などで社会から批判の声もある。高校生はこれから大人になり、未来を支えていく役割を持っている。社会のルールを守ってほしい。それが交通安全にもつながる。高校時代は人生の中でもっともすがすがしい時だ。さわやかな空気を社会に送ってほしい」と呼びかけた。
大曲市長に代わって小松和夫収入役が激励の言葉を述べ、西仙北高校の足利太郎君(3年)が「自転車に乗る時も歩く時も交通ルールを守り、被害者にも加害者にもならないことを誓う」と宣言した。
そしてパトカーと角館南高校吹奏楽部を先頭にプラカードと標語入り横断幕を手にした高校生が駅前から本通りをパレード。多くの市民が沿道で出迎えた。横断幕に書かれた標語は交通安全だけでなく、社会問題化している〃出会い系サイト〃での被害をなくそうと昨年同様のテーマで各高校で生徒たちに標語の言葉を考えてもらった。「日常こそ交通事故の危険地帯」(大曲工業高)など高校生ならではの交通安全標語が目立った。一方、出会い系サイトに対する注意では「出会い系 親身なふりした悪魔の手」(西仙北高校)、「きっとウソ 優しい言葉の出会い系」(角館南高校)など真剣に考えた言葉が光っていた。