新型肺炎(SARS)

感染地域からの花火観覧ツアーの自粛を

大曲の花火実行委員会、旅行業者に文書で要請(6月10日)

 大曲市の「全国花火競技大会(大曲の花火)」実行委員会では、8月23日に行われる「第77回全国花火競技大会」での新型ウイルス性肺炎(SARS)への対応策として感染地域からの花火観覧ツアーを自粛するよう全国の旅行業者に文書で要請した。大会会長の高橋司市長名で出したもので、市商工観光課では「過去3年間に桟敷席を買い求めた260業者をリストアップして、先月30日に郵送した」と話す。高橋市長も9日に招集した6月定例議会の「市政報告」でSARS対策を検討していると報告している。

 ツアー受け入れの自粛を求めたのは世界保健機構(WHO)が感染拡大を防ぐため、渡航延期勧告を出している国、地域と伝播(でんぱ)確認地域。市商工観光課では「旅行業者が扱うのはほとんどが国内中心のお客さんと思うが、海外からのお客さんを連れてきている可能性もあり、その実態は把握できない。とにかく人命にかかわることであり、サーズ流行地域からの観光客受け入れの自粛をお願いした」と話す。

 大曲の花火は60万人以上もの観客が集まる一大イベントとなっている。最近では国内だけでなく台湾などから来日する観客も増えており、同課でも自粛を依頼するしかないと踏み切ったようだ。